ネットで服を買うのが当たり前になった今、失敗を防ぐ為にも気にすべきなのが、服のサイズです。お店によってはサイズ表記もサイズ感も違ってきます。服のデザインによっても、着た感じが大きく変わってくる場合があります。単にSMLと言われても、何センチなのか、わかりにくいですよね。
そこで、今回は洋服のサイズについて、まとめてみました。特に大きめの服のサイズを扱っているお店が少ないので、サイズもわかりにくいところがあります。通販などで洋服を購入される際は、参考にしてみてください。
服を買う時、参考にしたい!洋服のサイズ
洋服を購入する際に、よくSMLや何号といった表記を見かけるかと思います。一般的にSに該当するのが7号で、Mは9号、Lは11号、LLは13号となっています。
では、それぞれのサイズと、バスト、ウエスト、ヒップの大きさを照らし合わせて見ていきたいと思います。
まず、婦人服の基本サイズ 、号数表示の場合の大きさです。
5号:B(バスト)77cm、W(ウエスト)58cm、H(ヒップ)87cm、
7号:B80、W61、H89
9号:B83、W64、H91
11号:B86、W67、H93
13号:B89、W73、H95
15号:B92、W76、H101
17号:B96、W80、H103
19号:B100、W84、H105
21号:B104、W88、H107
23号:B108、W92、H109
次に婦人服のSML表示の時の大きさが下記になります。
S:B(バスト)72〜80cm、W(ウエスト)58〜64cm、H(ヒップ)82〜90cm、
M:B79〜87、W64〜70、H87〜95
L:B86〜94、W69〜77、H92〜100
LL:B93〜101、W77〜85、H97〜105
3L:B100〜108、W85〜93、H102〜110
4L:B107〜115、W93〜101、H107〜115
5L:B114〜122、W101〜109、H112〜120
6L:B121〜129、W109〜117、H117〜125
また、体型を表すのに、ARなどといったアルファベットの表記があります。このアルファベットが表す意味ですが、Aは日本人に多い標準的な体型を表します。Rは身長を表し、Regular(普通)を意味しており、身長158cmを標準としています。ですので、ARは標準体型を表しています。
ARとABRでは、身長に変わりはありません。ですが、ABR体型は、標準身長で太っている人を表します。通常のサイズに比べて、バストやウエストの作りが大きめになります。
ABT体型は、背の高い太った人を表します。TはTall(背が高い)を意味し、身長166cmを高身長としています。
ABTT体型は、ABTより更に背が高く、太った人を表します。
ニッセンは何号まで?ニッセンのサイズ展開
ニッセンのスマイルランドは、大きめのサイズ展開をしているブランドです。サイズ展開は10Lまであり、ウエストは154cm、46号まであります。ぽっちゃりさんから、かなり大きめな体型の方まで使えるブランドです。
ウエスト154cmというと、背の低い人の身長くらいの太さですけど、ここまでのサイズ展開があれば、どんなに太っても安心して購入出来ます。
ニッセンでは、更に23号以上の26〜46号というサイズを独自に展開しています。
26号:B114 、W98 、H114
30号:B120、W106、H118
34号:B126、W114、H122
38号:B132、W122、H126
42号:B139、W130、H134
46号:B146、W138、H142
また、SMLの範囲表示ですと、サイズは以下のようになります。身長はおよそ154cm〜162cmのレギュラー丈になります。
5Lまでは上記に挙げておりますので、省略します。
6L:B122~134、W109~123 、H120~129
8L:B134~146、W123~137 、H129~138
10L:B146~158、W137~151、H138~147
身長約162~170cmのトール丈の場合
、LT、LLT 、3LT、4LT、5LT、6LT、8LT、10LTといったサイズがあります。
パンツやスカートのウエストサイズの表示ですと、73 〜154まであります。
男性の大きめサイズ専門店「サカゼン」のサイズ表記
ホンジャマカの石塚英彦さんがイメージキャラクターを務める「サカゼン」では、メンズの大きめサイズを取り扱っているお店です。石ちゃんがイメージキャラクターならば、どんな大きいサイズの人でも問題なさそうです。ちなみに、石ちゃんの身長は175cm、体重が117kgだそうですが、ピーク時にはなんと135kgもあったそうです。
さて、サカゼンでは独自のサイズ表記を取り入れており、X1、X2、X3、X4、X5といったサイズがあります。X1は通常の2L~3L相当、X2は4L~5L相当、X3は6L~7L相当、X4は8L~9L相当、X5は10L~相当になります。ジーンズやパンツのボトムスのウエストは、100cmから160cmとなっています。
サカゼンでは、KB体、KBE体といったビッグサイズに加え、身長の高い人向けのTY体なども扱っています。
ちなみに、アルファベットで表される体型ですが、以下のようになります。Y体は細身、A体は標準、AB体はややふくよか、BB体はふくよか、E体はビッグサイズ、K体はキングサイズです。
サカゼンでは、TYA体、TAB体、KB体、2KE体、KBE体、KE体など、様々な大きめの体型に合わせたサイズを展開しています。
身長は低いけど太っている人や、身長も高くて太っている人など、どんなタイプの大きい男性でも、安心して服を購入出来るお店です。
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Lサイズ以上はデブ?
ぽっちゃりがブームになっている今、若干太っている女性でも、ぽっちゃりと分類され、可愛らしいと思われたりもします。
では、デブと思われてしまう境界線はどこにあるのでしょうか。サイズだけ見るならば、Mが標準サイズにあたります。ですから、Lサイズになると、太っているという事になるのでしょうか?
しかし、身長とのバランスもあります。身長がもし150cm代前半であるならば、Sサイズが普通サイズになります。Mサイズならばぽっちゃり、Lサイズはデブになるでしょう。一方、身長165cm位迄ならば、Sは痩せ、Mが普通体型になります。Lがぽっちゃり、LLがデブになるでしょう。
ぽっちゃりとデブの境界線は、一概に服のサイズだけで判断するのではなく、身長も絡めて判断しているようです。
外国の服のサイズと日本の服のサイズ
そこで、肥満体型が多いアメリカと日本のサイズを比較したいと思います。アメリカのサイズは、2の倍数になっています。
アメリカの2は日本のXSサイズ、5号にあたります。4はSサイズ、7号です。6と8はMサイズにあたり、それぞれ9号、11号になります。10、12がLサイズにあたり、13号、15号となります。14、16はXLで、17号、19号となります。
アメリカで服を購入する際は、少し注意が必要です。アメリカの服は日本よりも大きめに作られていることが多いです。日本よりもワンサイズ小さめを選んでも着れてしまうので、自分が痩せたような気持ちになれます。世界中で展開している、アメリカのカジュアルブランド「GAP」でも、ワンサイズ小さめを購入した方がしっくりきます。
大きいサイズが豊富に揃っているお店もありますので、多少太ってしまっても、着たい服を着られるのは嬉しいですよね。
ですが、太り過ぎは様々な病気をもたらします。アメリカでは肥満が社会問題になりつつあります。
あまりにも太ってしまったと感じたら、大きいサイズの服を買う前に、ダイエットをした方がいい場合もあります。
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