【夏必須アイテム】制汗剤きちんと選べている?7つのタイプ別特徴

暑い夏の必需品「制汗剤」。家を出る時に使うだけじゃなく、一日中持ち歩いている人もいるのでは!?暑い日は汗もかきやすいので、大量の汗をかいた時は、自分の汗の臭いが気になってしまいますよね。汗っかきの人もそうじゃない人も、汗をかきやすい季節には、制汗剤を使って汗を抑え、嫌な臭いが広がらないように努力しています。ですが、制汗剤にも種類がたくさんあります。

そこで今回は、制汗剤の選び方と汗の臭いを抑える上手な使い方などについて、ご説明したいと思います。

汗が臭いのはなぜ?

汗はどうして臭うのか

「コミケのオタクは凄い臭い」と言われていますが、お風呂に入れば、そこまで強いニオイを発することはありません。オタクはお風呂に入っていない人も少なくないようで、どうやら汗を流さずに会場にやってくる人も多いとか。

そもそも汗をかくと、人はなぜ臭くなるのでしょうか?実は、汗には臭いがないんです! とはいえ、「汗臭い」って言葉があるくらいですから、汗は臭いんですよね!?

では、なぜ汗がニオイを発するのかというと、原因は皮膚の常在菌にあります。常在菌は、皮膚にある皮脂やアカを食べて分解しています。そこで、汗をかいてしまうと、汗は皮脂やアカと混ざり合います。この状態で常在菌が分解を始めると、ニオイが発生するのです。

さらに、汗をかいたままでいると、常在菌はどんどん増えて、強いニオイを発します。雑巾のような、酸っぱいような、嫌な臭い。コミケのニオイ問題は、社会問題になりつつありますが、少しでも周囲に迷惑をかけないよう、普段からニオイ対策をしておきたいですよね!?

制汗剤の種類

制汗剤にはどんな種類があるのか

汗を抑えるために使われる「制汗剤」。男女合わせて、実に約8割以上の人が制汗剤を使ったことがあるという結果も。 エチケットとして制汗剤を使っている人は、少なくありません。ですが、制汗剤といっても種類が豊富なので、どれを選べば良いのか迷ってしまったり。 まずは、制汗剤の種類と特徴を見ていきましょう。

スプレータイプ

1番オーソドックスなタイプは、スプレータイプの制汗剤ではないでしょうか?ドラックストアに行けば、たくさん見かけると思います。 シューッと吹きかけるだけで、誰でも簡単にお手入れできるスプレータイプは、脇をはじめ、背中など広範囲に使えます。スプレーをかけた部分はサラサラしますし、ひんやり冷たい感覚も、スプレータイプの特徴です。 ただし、他のタイプに比べて、効果が持続しづらいという点も。常に持ち歩いていて、気になったらシュッとかけても良いかもしれません。

ミストタイプ

ガスで噴射するスプレータイプに対して、環境に優しいガスを使わないミストタイプ。ゴミを捨てる時も、安心安全です。 ミストタイプは液状の成分を直接肌に付着させるので、みずみずしさがあります。
乾くまでに時間がかかるのと、服が濡れて気になる方もいるかもしれませんが、スプレータイプのような噴射音がしないので、周りを気にせず、トイレでこっそりお手入れ可能です。

スティックタイプ

固形の制汗剤で、肌に直接塗るタイプです。肌に密着するので、汗をしっかり抑えてくれます。塗り心地もベタベタせず、サラサラしています。 ただし、乾燥には弱いというデメリットがあるので、早めに使い切った方が良いかもしれません。

ロールオンタイプ

ロールオンタイプは、容器の先端部分に球体がついていて、このボールをコロコロ転がしながら、液体の制汗剤を肌に直接塗ります。スティックタイプと同じく肌に密着して、しっかり汗を抑えてくれます。 制汗に加え、防臭効果にも優れていて、持ち運びも便利です。手を汚さず、ムラになりにくいといったメリットもあります。 直接肌に塗るタイプなので、衛生面から考えて、肌を綺麗にしてから使うのがおすすめです。

クリームタイプ

 

最も効果が高いと言われているのが、直接肌に塗り込むクリームタイプです。クリームタイプはスティックなどと比べて成分が濃いので、効果が長時間持続し、殺菌作用も高いといった特長があります。 直接塗り込むので手は汚れますが、肌に優しい無添加の商品もあります。臭いをシャットアウトしたい時は、他のタイプと併用するのもアリ!

パウダータイプ

粉末状のパウダータイプもあります。パウダータイプもクリームタイプと同様、成分が濃いので、高い効果が得られます。 パウダーの粒子が皮膚に密着して、サラサラとした感覚が持続します。サラサラ感が好きな人には、パウダータイプがおすすめです。

シートタイプ

制汗成分が染み込んだ、シートタイプ。汗をかいた部分に直接使えて、汗を拭き取れます。ひんやり成分配合なので、汗でベタついた体もスッキリ! 朝起きてシャワーを浴びる時間がない時でも、シートで体を一拭きすれば、爽快です。他のタイプと併用すれば、効果もバッチリ。

制汗剤の香り

制汗剤には無香料のほか、香り付きのものもたくさん販売されています。そこで、どのような香りがあるのか、調べてみました。

花王8×4

まずは、花王の8×4。ドラッグストアでもよく見かけるパウダースプレーはお手頃価格で、とても使いやすい商品です。種類は無香料をはじめ、全8種類。2018年8月現在

・無香料
・せっけん
・フレッシュフローラル
・ジューシーシトラス
・アクアティックマリン
・ガーリーフレグランス
・フェミニンフレグランス
・ファンタジーフレグランス

ライオンのBan

8×4と同じく、使っている人が多いBan。中でも、Banの爽快さっぱりシャワーシートは、全6種類の香りが販売されています。 2018年8月現在

・せっけん
・フェアリーフローラル
・ウォーターリリー
・スパークリングフローラル
・シトラスフローラル
・ホワイトフローラル

個人的には甘い香りよりも爽やか系が好きなので、自然な香りのせっけんが一押しなのですが、マリン系も爽やかです。 逆に、フローラル系の甘い香りは気分的にスッキリしないのですが、どの製品も実際に使ってみると、良い香りが漂ってきます。香りは好みの問題なので、一度お試ししてから選ぶのがおすすめです。

制汗剤の選び方

制汗剤はどのようなものを選ぶと良いか

制汗剤といっても、タイプや香りだけでも種類が豊富なので、どれを選ぶと正解なのか、ちょっと悩みますよね。 そこで、自分の体臭レベルによって、制汗剤を選ぶ方法をご紹介したいと思います。

まず、耳垢を取ってみてください。耳垢が柔らかい人は、ワキガの可能性が高いと言われています。ワキガ体質ならば、ロールオンタイプやクリームタイプで、制汗剤をしっかり肌に塗るのがおすすめです。 また、ワキガの人は、元々独特のニオイがありますので、余計な香りをプラスしてしまうと、混ざり合って余計に嫌なニオイになることも。ですので、無香料タイプがおすすめです。

一方、耳垢が乾燥している人は、スプレータイプでも十分です。体臭がきつくない場合は、シートタイプで汗を拭き取るだけでもOK!

汗のニオイを気にするあまり、制汗剤を使い過ぎると、逆に老廃物が汗と一緒に排出されず、ワキガになってしまうこともあるので、制汗剤の使い過ぎには注意してください。

まとめ

制汗剤は汗を流してから使用する

汗を凄いかいてしまった時は、制汗剤だけで対処しようとしても、残念ながら、悪臭が勝ってしまう場合がありますし、汗のニオイと混ざり合って、逆に強烈なニオイを発することもあります。ニオイ対策をするのであれば、まずはきちんとお風呂に入って汗を流してから、制汗剤を使ってみてくださいね。

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