体重制限オーバー!?デブが慎重になるべき吊り橋と乗り物とは

体重が重いと吊り橋を渡っても、「橋が落ちてしまうのでは!?」なんて、不安を感じてしまう事があるかもしれません。実際に人数制限を設けている吊り橋があります。という事は、あまりにも体重が重ければ、落ちる危険性があるという事なのです。行楽地に出かけた時に、もしも吊り橋があったとしても安全に楽しめるように、吊り橋の体重制限について知っておきましょう。また、吊り橋だけでなく、体重制限のある乗り物もありますので、一緒にご紹介したいと思います。

デブが渡っても落ちない!?吊り橋の安全性

渡っても落ちない吊り橋の安全性

渡る時にドキドキしてしまうような吊り橋があります。そもそも吊り橋は、両岸から綱や紐、ケーブルなどで橋床を吊り下げて支えており、橋脚がありません。吊り橋といってもその作りから、レインボーブリッジのような立派な橋も吊り橋に分類されます。レインボーブリッジならば、大きなトラックで走ったところで、まず落ちる心配をすることもないでしょう。

ですが、山奥などにあって歩くとグラグラ揺れるような吊り橋は、絶対に落ちないのか気になりますよね。残念ながら吊り橋が落ちる事故は起こっています。2015年に、ニュージーランドのワイカモリアナ湖にある吊り橋が落ちるという事故が起きています。吊り橋が突然切れて、トレッキング中のフランス人4人が8.5m下の川に転落してしまったのです。幸い重傷には至らなかったようですが、橋を渡っている途中に鉄のワイヤーが切れてしまったのが原因だそうです。渡っていた吊り橋がいきなり落ちるなんて嘘のような話ですが、実際にこういった事故が起きているのです。

このような事故は海外だけの話ではなく、日本でも起きています。2015年浜松市天竜区の第1弁天橋を支えていたワイヤーが1本切れて、橋が傾くという事故がありました。事故当時、高校生7人が橋を渡っていたのですが、落下を免れており、幸い重傷者は出ていません。ゾッとするような事故も実際に起きており、吊り橋は100%安心して渡れるわけでもないようです。

気をつけなくてはならない吊り橋

吊り橋といっても、全てが危険な橋というわけではありません。では、どのような吊り橋に気を付けるべきなのでしょうか。気を付けるべき吊り橋は、大人数が同時に渡る事を想定して作られていない吊り橋です。少人数しか渡れない吊り橋には、「何名まで」という制限が設けられています。このような橋を渡る時は、大人数が同時に渡ってはいけません。また、静かに渡るのが原則です。

例えば、静岡県の寸又峡(すまたきょう)に架かる夢の吊り橋は、人数制限10名までとなっています。橋の幅が板2枚分となっており、人が歩くと振動で揺れます。夢の吊り橋はコバルトブルーの美しい湖に架かる橋で、観光地としても有名ですが、パワースポットとしても知られています。橋の真ん中で恋愛成就のお願いをすると恋が叶うんだとか。

また、谷瀬の吊り橋も人数制限が設けられています。奈良県にある十津川温泉を北上すると、谷瀬の吊り橋に辿り着きます。川面からの高さは54mとかなり高く、全長も297mとなっています。住民がお金を出し合って、橋を架けたそうです。1度に渡れる人数は20人迄となっています。しかし、明らかに20人以上渡っている時もあるようですが、これだけの高さがあるので、落ちたら大事故に繋がります。

吊り橋からの景色は絶景なのですが、景色を楽しむ余裕のない橋もあります。静岡県逆河内にある夢想吊橋は、今や崩壊寸前なので立ち入り禁止となっています。うっかり渡ろうものならば落ちる危険大です。体重制限関係なく、古い吊り橋は板が腐っていたりして危険ですので、危険と言われているような吊り橋には、立ち入るべきではありません。

ちなみに、吊り橋効果をご存知でしょうか。吊り橋を渡る時のドキドキを恋愛のドキドキだと勘違いしてしまうという、恋愛でよく言われる心理学の話です。もしも好きな人とデートで吊り橋を渡ったら、吊り橋効果で恋に落ちるかもしれませんね!ですが、あまりに太っていたら、恋の前に橋が落ちるかもしれません。

吊り橋以外にもあった!日常生活に潜む、体重制限のある乗り物

吊り橋を渡る時は、厳密な体重制限こそないものの、やはり多くの人が同時に渡るのは危険です。では、吊り橋以外でも体重を気にするべき乗り物はあるのでしょうか。

エレベーターの体重制限とは

 

例えば、エレベーターでは定員人数と積載量が決まっています。日本人の場合だと一人当たり体重65kgで計算されていますので、積載量を65で割って定員数が割り出されます。端数は切り捨てます。一律65kgで計算されているので、もし女性や痩せている人が多ければ、定員数を超えても積載量制限を超える事はないでしょう。体重30kg代の女性ならば、まだ30kg程余裕があるわけですから、1人分に対して2人位乗れてしまう計算です。痩せた女性グループがエレベーターに乗り込んでも、余裕があるわけです。しかし、体重90kg平均のデブばかりが詰め込まれたら、積載量を余裕で超えてしまいます。また、偏りがあると積載量を超えていなくても、ブザーが鳴ってしまう事もあるようです。ブザーが鳴った時、太った人に視線が集中するのは、エレベーターの人数制限や積載量から考えてみれば、なんとなく仕方ない気もします。
ちなみに、重量制限があるのは、ワイヤーが切断されるからではなく、床が抜けて落ちない為なんだそうです。どちらにしてもエレベーターが落ちたら、かなり恐いですよね。中国ではビルの30階からエレベーターが落ちるという事故が発生しています。日常にも危険が潜んでいるので、体重制限のある場所には注意が必要です。

遊園地のアトラクションでも気を付けたい。体重制限のある乗り物

日常生活の中にもエレベーターのように、体重制限のある場所があります。となると、遊園地にあるアトラクションでも体重制限で乗れないものがあるのでしょうか。だとすると、遊園地も楽しみが半減してしまいますよね。遊園地などのアトラクションは、基本的に身長制限は設けられているのですが、体重制限は特に設けられていないようです。安心してどんな乗り物も楽しめます。

ただ一つ注意しておきたい点があります。それは体格制限です。席が狭くて座れなかったり、安全バーが正常に作動しないといった場合は危険ですので、アトラクションに乗れない場合もあります。体重に関しては、基本的には気にしなくても楽しめます。

例えば、USJこと、ユニバーサルスタジオジャパンにあるハリーポッターのアトラクションでは体格制限が設けられており、中には悲しい想いをしている人もいるようです。身長制限のように、何kg以下などハッキリ明示してはいないものの、アトラクションには危険も潜んでいますので、安全バーが正常に作動しないような場合は、その場で断られてしまう事もあります。

どうしても遊園地のアトラクションを全て制覇したいというのであれば、ダイエットしてから挑戦しましょう。事故を未然に防ぐ為にも、無理矢理乗る事は出来ないようになっています。

まとめ

日常生活に於いても、様々なところに体重制限が設けられておりますが、それを守らないと大変危険です。あまりにも慎重になり過ぎる必要はありませんが、基本的にはエレベーターの積載量にしても、平均的な体重で計算されてしまいます。安全な生活を送る上でも、太り過ぎてしまった時には、ダイエットを考えた方がいいかもしれません。

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