この世に人間として生まれてきたからには、やっぱり肉を思う存分食べたい！
そう思いつつも、自分のお腹にぽっこりとついた贅肉を見ると悲しくなってしまうおデブさんって大勢いるでしょう。そんな悶々とした日々を過ごしている方に朗報です。
思う存分肉を食べながらもしっかりと痩せられる「ステーキダイエット」という方法があるのです。
ステーキを食べてダイエットできるって本当？
原理としてはライザップなどで行われる食事制限と同等
最近話題になっている「ステーキダイエット」をご存知でしょうか？
一日に一食以上必ずステーキを食べ続けることでダイエットする方法で、お肉に目がないという方にとっては夢のような方式のダイエットとなっています。
ステーキを毎日食べたらむしろ太ってしまうのではないか？と思いがちですが、実はこのダイエット方法はライザップをはじめとするダイエットジムの食事指導においても推奨されているやり方とほぼ同じ。炭水化物を減らし、タンパク質に富んだステーキを食事の中心に据えることによって、スリムな肉体に変貌させられるのです。
ステーキには脂肪の燃焼を促し、痩せやすくする効果がある
お肉の赤身にはL-カルニチンという脂肪の燃焼を促す効果を持つ成分が含まれています。L-カルニチンを摂取することによって、運動の効率をより高めることが可能となり、体に付いてしまった脂肪を溶かしていく作用に期待することができます。
また、お肉は消化に最も時間がかかる食べ物の一つであるため、他の食材と比較して食後の腹持ちが良く、間食を自然に抑えられるという長所も持ち合わせています。さらに、胃の内容物の消化にはエネルギー使う必要があるため、何もしていなくてもお肉の消化にかかる12～24時間の間は勝手にカロリーを消費していくことにもなります。
ステーキダイエットの方法
赤身肉を中心に食べることがオススメ
ステーキダイエットに使用するお肉は何でも構いませんが、できれば脂肪分が少ない赤身肉を選択しましょう。油を極力使用しないテフロン加工のフライパンを使用して焼き上げるか、焼肉店のような網を使って油を落としながらグリルするとよりダイエットに効果的となるでしょう。
また、毎日ステーキを食べることによってダイエットを目指すという方法ですから、一般的な方が高級なステーキを食べ続けるということは予算的に考えて現実的ではありませんし、胃もたれを起こしてしまうようなサーロインのステーキを連日食べるというのも意外に難しいものです。カロリー、脂肪分、コストなど様々な面から考えても、やはりステーキダイエットには赤身肉を使用することがベストと言えます。
食べるタイミングは昼食か夕食
朝からステーキを食べたほうが元気に過ごせるという方は朝食にしても構いませんが、一般的にはカロリーの消費量は午後のほうが強まるため、昼食か夕食にステーキを食べたほうが好ましいのです。量としては200～300gが目安となります。
お肉だけでもダイエット効果は問題ありませんが、健康のことも考えて、ぜひ野菜を一緒に食べましょう。ダイエットに適している野菜としてはキャベツ、レタス、もやし、ブロッコリー、アスパラガス、玉ネギ、ゴボウなどが挙げられます。ステーキの付け合わせとして定番なジャガイモは、ダイエット中は避けておいたほうが無難です。トマトは抗酸化作用が強いためダイエットに向いているという声もありますが、その一方で高カロリーな食材でもあるため、食べ過ぎには充分に注意してください。
また、食べる順番はステーキより先に野菜を食べるのがオススメです。野菜にはお肉以上に食物繊維が豊富に含まれており、先に摂取することで胃の中を膨らませることができ、少量のお肉でもお腹いっぱいに感じやすくなるという効果を得られます。また、野菜を先に食べることにより血糖値の上昇を抑えられるというデータもあるようです。
ステーキダイエットの成功例を知りたい！
「いきなり！ステーキ」の社員がステーキダイエットに挑戦していた
ステーキファンのみならず、若い女性からも圧倒的な支持を得て急成長しているステーキハウスの「いきなり！ステーキ」。自由にグラム数を指定でき、その場でブロックからお肉を切り分けてくれる豪快なサービスが人気の有名店で、日本国内だけでも100店舗以上を構えています。
そんないきなり！ステーキの広報担当社員である原秀肇さんが、キャンペーンの一環として2015年9月から12月までの3ヶ月間に渡り、自社のお肉を食べ続けるステーキダイエットに取り組んでいました。
ダイエットに取り組む前の原さんの体重は85kgで、目標はマイナス15kgとなる70kgに設定。1ヶ月あたり5kgずつ減量していかなければならないため、そう簡単に達成できる目標ではありません。原さんは毎日300gの赤身ステーキを食べ続け、それと同時に筋肉トレーニングと有酸素運動を行うことで地道にダイエットを続けることになったのです。
原さんのステーキダイエットは予想を上回る結果に
原さんによるステーキダイエットの結果は、目標を1kgも上回るマイナス16kgという結果で終了しました。
トレーニングも同時に行った賜物ではありますが、ステーキダイエット開始前の原さんの姿と比べると明らかに筋肉質な体へと変貌を遂げており、ポコンと飛び出していたお腹も面影がないほどに引っ込んでいることがわかります。ステーキダイエットが極めて有効なダイエット方法であるということを、原さんが身をもって証明してくれているというわけですね。
原さんのステーキダイエットの様子は、ブログ上で合計75にも及ぶエントリーによって画像付きで詳しく紹介されています。食事の内容やトレーニングの方法を細かく知ることができますから、気になる方はぜひアクセスして参考にしてみてはいかがでしょうか。
安いお肉を美味しく調理するにはどうしたらいい？
基本的な美味しい焼き方を押さえておこう
安価な赤身のステーキ肉を毎日食べ続けるためには、美味しく食べるための工夫が必要になります。まずはステーキの基本的な焼き方をしっかりと覚え、何倍も美味しく食べられるようになるためのコツを掴んでおきましょう。
準備の段階で重要なのは、ステーキを焼く20～30分ほど前には冷蔵庫から取り出して常温に戻しておくということです。冷蔵庫から取り出してすぐのステーキをそのまま焼いてしまうと、お肉の中心に火が入らずに芯が残ってしまい、柔らかさを感じることができません。お肉が常温に戻ったら、両面に塩と粗びきのコショウをまぶしておきます。
フライパンは強く熱しておくことがポイントです。よく熱したフライパンにお肉を乗せて強火で一気に焼くことによって、お肉の表面を焦がして肉汁の流出を防ぐことができます。約30秒ほど強火のまま加熱したら一度中火に落として1分ほど焼き、再び強火にしてから裏返し、強火のまま反対側も30秒ほど焼きます。その後は中火～弱火にかけ、お好みの焼き加減に調整してください。
味付けを変える
塩コショウによるシンプルな味付けはステーキの王道ですが、それだけでは飽きてしまいますから、日によって好みの味付けに変化させても良いでしょう。低カロリーな物であれば市販のステーキソースを使用しても構いませんし、摩り下ろした山葵やホースラディッシュで味にアクセントを付けることもオススメです。
肉の種類を変える
ここまではステーキダイエットに牛肉を使用することを前提にお話ししましたが、気分転換に牛肉以外のお肉を使ってステーキにしてみてもOKです。
例えば鶏肉は牛肉よりもヘルシーで安価ですし、鴨肉もトップモデルから愛用されているダイエット向きの食材です。一ヶ月単位で牛肉を食べ続けていては、いくらステーキが好物でも飽きてしまいますから、時には違う種類のお肉をステーキにして食べてみてはいかがでしょうか。
赤身肉のステーキダイエットで体型を変えよう
長い間、日本ではステーキというと脂身がたくさんついたサーロインステーキを連想することが普通でした。脂肪分の少ない赤身肉はステーキ肉としては粗末な扱いを受けていたのも事実です。しかし近年のヘルシー志向の文化がいよいよステーキ界隈にも進出し、今や赤身肉が男女問わず大ブームになっています。
ヘルシーで安い赤身肉はまさにステーキダイエットに最適。最近では西友のアンガスビーフなど超低価格で美味しい牛肉ブランドも日本で容易に入手できるようになりました。あなたもぜひステーキダイエットで肉の旨味を楽しみつつ痩せてみませんか？
個人的にお勧めなのは、アンガスビーフをウェルダンで焼いて、醤油・わさびでペロッと頂くこと。低カロリーで大人な味わいなので飽きること無く続けることができますよ！美味しいからと言ってくれぐれもご飯のおかわりには要注意！
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