台湾ってどんなところ?
台湾はすぐ近くにあるグルメ天国
震災などで大きな国難に直面した際、真っ先に支援の手を差し伸べてくれる国家こそが台湾です。日本から飛行機でおよそ3時間という立地にある台湾は、日本に統治された歴史を持つものの大の親日国としても知られ、日本からも多くの観光客が訪れています。アジア諸国の中では治安が良く、交通網も発達し、日本語を理解できる現地民が多く、何よりも優しい人が多いので、台湾は海外旅行に慣れていないという方でも気軽に足を運べる国でもあります。
台湾は「グルメ天国」として世界中から人気を集めています。アメリカの有名な放送局であるCNNが2015年に行った「グルメ旅の世界ランキング」というアンケートによると、日本やイタリアという人気国を抑えて堂々の第1位に輝いたのが台湾であり、しかも2位のフィリピンに約7,000票の大差を付けるほどの圧勝でした。ここまでの人気となると、一体どんな料理を楽しめる国なのか気にならない人はいないでしょう。
台湾は物価や宿泊費が安い!
台湾では台湾元、あるいは台湾ドルと呼ばれる通貨が使用されています。1台湾ドルは日本円で3.7〜3.8円前後が相場となっており、自動販売機のコカ・コーラは1本30台湾ドル(約115円)、スターバックス・コーヒーの「本日のコーヒー」はトールサイズで85台湾ドル(約323円)、マクドナルドのビッグマックセットは99台湾ドル(約376円)で販売されています。
多くの日本人が台湾の物価の安さを実感できるのは、電車やタクシーを利用する瞬間でしょう。タクシーの初乗り料金は70台湾ドル(約266円)に設定されており、地下鉄も20〜50台湾ドルほど(約76〜190円)。宿泊料金も安く、スタンダードクラスのホテルであれば日本円にして2〜3,000円から清潔で安全な宿を押さえることができますし、世界各地でファイブスターの評価を受けているシャングリ・ラ ホテルのような一流どころでも1部屋あたり28,000円前後と、その他の国では考えられないような低価格でおもてなしを受けることが可能です。さらに、街中に溢れるグルメも超低予算で楽しめるものばかりなのですが、このお話は次の章でじっくりと進めることにしましょう。
台湾のB級グルメを満喫しよう!
まずは夜市に出掛けよう
今日は士林夜市で散々飲み食いして歩き回り堪能して来ました。
ミニ四駆屋は明日以降に行きたいと思います。
しかし、台湾は食べ物が安くて美味しいし最高です。 pic.twitter.com/faRCRw1Vo3— コマメさん (@komame3249) November 22, 2017
士林夜市 pic.twitter.com/XT1Waw5nag
— 春夏秋冬 (@lostgeneration3) November 25, 2017
台湾に足を運んだら必ず出掛けておきたいのが夜市です。日本の縁日を想像すると分かりやすいのですが、道の両端にお店や屋台が並び、気軽な値段で台湾の伝統的な食文化に触れることができます。台湾で特に有名な夜市は「士林夜市」と「饒河街夜市」の二つであり、いずれも台北市内にあります。夜市という名から想像できる通り、基本的には夕方から深夜にかけて開かれており、飲食関連のお店のみならず雑貨や洋服、おもちゃ、民芸品を扱うお店まで並ぶので、この場でお土産を買って帰ることもできます。
夜市で絶対に食べるべきB級グルメとは
夜市に出掛けた際に是が非でも食べておきたいB級グルメは非常に多いのですが、その中でも日本人の好みに合致する食べ物が「魯肉飯(ルーローファン)」でしょう。ご飯の上に甘辛く煮詰めた豚肉がかけられた料理であり、ここ数年で日本国内での知名度も一気に上昇しています。台湾の夜市では1杯60台湾ドル(約228円)ほどで注文できます。
宜蘭の夜市の魯肉飯が量も値段も(25元)も味も美味かった めっちゃおいしい pic.twitter.com/rYkmpAmNKR
— 里田 (@Zhouqjt) September 24, 2017
「牛肉麺(ニュウロウメン)」もこれぞ台湾といった味わいを楽しめる料理です。こちらは日本人にとってのラーメンのような存在であり、存在感のある太麺を独特のコクと香りを持つスープと共に頂きます。何よりも大きな特徴となっているのは、トッピングとして豚の角煮ほどの大きさの牛肉がゴロゴロと乗っていること。口の中でホロリと溶けてしまうような食感と旨味にハマってしまう人が続出で、台湾に旅行すると真っ先に牛肉麺を求める日本人も少なくありません。こちらは1杯100台湾ドル(約380円)から食べられます。
台湾初日。夜市で牛肉麺と魯肉飯と牡蠣の卵焼き食べて満足! pic.twitter.com/WwOumptJqS
— Hanako (@lovelyhanako) November 23, 2017
最後に「鶏排(ジーパイ)」もオススメです。こちらは鶏の唐揚げなのですが、その大きさに驚かされることは間違いありません。なんと胸肉を伸ばして丸ごと揚げているので、大人の顔よりも大きなサイズで手渡されるのです。異次元の大きさであるにも関わらずお値段は1枚50台湾ドル(約190円)前後。こんなに安い料金でインスタ映えする料理も珍しいですよね。
ウマい肉を求めて全国を旅する「満腹御礼 ご当地肉グルメの旅」。
今回は海外出張版後編!台湾の夜市グルメ「鶏排(ジーパイ)」も登場!https://t.co/MV308UmRPb#台湾 #肉 #athomeVOX pic.twitter.com/l4irhkkSuD— at home VOX (@athomeVOX) August 30, 2016
勇気のある人は臭豆腐にチャレンジしよう
台湾の夜市で名物となっている料理の一つに「臭豆腐(チョウドウフ)」があります。これは発酵した豆腐を油で揚げて調理したもので、この売り場付近には独特のむせ返るような臭いが立ち込めています。ほとんどの日本人が敬遠する料理ですが、一口食べてみると意外にも美味しく、クセになる味わいなので、勇気を持ってチャレンジしてみても良いでしょう。
【饒河街観光夜市】三兄弟の臭豆腐 比較的独特な香りもしないので食べやすい。甘辛醤油の大蒜ソースとピリ辛な野菜とのマッチングで最高です。台北に行った時は必ず食べてます。 pic.twitter.com/HmPrCQZPF0
— ドノヴァン (@donovan618) November 30, 2017
高級グルメ・高級ゾーンも実は庶民的
世界一安いミシュラン1つ星「添好運」
添好運(高雄漢神巨蛋店)/台湾高雄市は、香港に本店がある点心の専門店で、本店は最も安いミシュラン一つ星のレストランと言われています。 pic.twitter.com/o8IpmPPii4
— u0monban (@u0monban) May 24, 2017
台湾旅行①
「添好運」香港のミシュラン1つ星(ただし安い!)に入ってると聞いたので2日目に
カジュアルなんだけど、この酥皮焗叉燒包(チャーシュー入りメロンパン)だけでも食べて欲しいうまい。外はサクサク、中はとろ肉!紙にチェックだから注文も楽だったー pic.twitter.com/SlLfKWI9jd— 酒森ちま (@skcz75) March 8, 2017
台北駅のすぐ近くにある点心専門店の「添好運」は、世界一安いミシュラン星付きレストランとして有名です。世界の美食家に認められた本格点心を78台湾ドル(約296円)から注文できるのですから、まさに爆安です。このお店で一番の人気メニューは「酥皮?叉燒包」。メロンパンの中に甘辛いチャーシューが入ったオリジナルメニューで、多い日には1,500件以上のオーダーが殺到するのだそう。3個セットで118台湾ドル(約448円)というお値段にも驚かされます。
夜市の雰囲気が苦手なら「台北101」へ行こう
今日も寒い中お疲れ様でした!
おやすみなさい😴
昨日の写真ですが、台北101のスーパームーンをお送りします♫
実際に見たかったなー✨#専ら台湾 #おやすみ #スーパームーン pic.twitter.com/TFRSmHjnGb— 専ら台湾🇹🇼 (@mopparataiwan) December 4, 2017
台北101。夕暮れはとっても綺麗 pic.twitter.com/xK2GvwNdpc
— musiclover (@musiclover0517) November 21, 2017
夜市に出掛けるのが何となく怖い、あるいは夜市の衛生環境が気になってしまったという場合には、台湾を象徴する超高層ビルの「台北101」へ行きましょう。地上101階建てのショッピングモールとして有名な台北101は、地下1階部分に巨大なフードコートを備えています。ここでは、先ほどご紹介した魯肉飯などの台湾ならではの食事に加えて、和食や洋食も手軽な値段で食べられます。もしも現地の味が口に合わなかったという場合でも、このフードコートに逃げ込めば安心。食べ慣れた味でお腹を満たし、台湾随一の観光スポットを巡りましょう。
カフェやスイーツも楽しめる!
台湾はタピオカミルクティー発祥の地
日本の中華街や中華レストラン、スイーツ店でも目にする機会の多いタピオカミルクティー発祥の地は台湾です。タピオカミルクティーの生みの親と言われる「春水堂」は日本にも数店舗を出店しているため、お店の名前を聞いたことがあるという方も少なくないでしょう。春水堂も台湾を地元とするお店であり、台北101を始め、街の至る所で看板を見かけます。
台湾のお菓子爆買いして春水堂でタピオカじゃ〜〜 pic.twitter.com/gZJUVMcg1G
— ちびき (@okizaki0708) December 4, 2017
もちろん夜市でもタピオカミルクティーを販売するお店は多く、定番の紅茶味以外にもマンゴー味やスイカ味など、さっぱりとしたドリンクにタピオカを追加して飲むというのが台湾スタイル。散策のお供としてタピオカミルクティーを片手に持つのも定番中の定番です。
マンゴー味のスイーツも絶対に食べるべき逸品
今日の結果その11 〆のマンゴーかき氷♪(170台湾ドル、約680円)こんな景色を「ひとりで」見ながら食したとさ…さ、寂しくなんかないぞ!(自爆) pic.twitter.com/fZM4LhywYM
— 藤崎健一 (@k_fujisaki) November 24, 2017
台湾名物のフルーツと言えばマンゴーです。台湾ではマンゴーアイスやマンゴージュース、マンゴープリンなど、様々な形でマンゴーを使用したスイーツを目にすることになりますが、特におすすめしたいのがマンゴーの果実をたっぷりとトッピングしたマンゴーかき氷。雪のようにふんわりと削った氷に絡む濃厚な甘みを持ったマンゴーの果肉とシロップは、日本ではまず味わうことができないほどに深くて強く、そして特有の青臭さも感じません。普段はスイーツを召し上がらない男性も、台湾に足を運んだ際は是非とも一口食べてみてください。
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