中華料理を食べても太らない?プーアル茶の魅力とは

中華料理を食べても太らない?プーアル茶の魅力とは

脂っこい料理の代名詞、中華料理

コッテリとした料理の代表格と言えば中華料理ですよね。中華料理を思い浮かべてみると、テカテカとした光沢を持った料理や油を大量に使った料理の映像が目の前に現れるのではないでしょうか。濃い味付けの料理が多いからこそ、中華好きの方でも体調が優れない日には「今日はちょっと気分じゃないな」と敬遠してしまう方も多いはずです。さらに中華と言えば外せないのがターンテーブル。大皿に乗って提供される料理をみんなでシェアするという食べ方も中華料理ならではの文化で、食べたい物をお腹いっぱいになるまで和気あいあいと楽しむというのが中華の醍醐味でしょう。

中華料理のカロリーは高い?低い?

まずは中華料理のカロリーが高いのか、それとも低いのかを整理していきます。レストランやご家庭のテーブルに並ぶことの多い料理を例に出してみると、例えば焼き餃子は5個で400〜500kcalが相場とされていますし、チャーハンも油をたっぷりと含むせいか一人前800kcal前後ということを考えれば高カロリーになります。ラーメンも同様に高カロリー食にカテゴライズされ、替え玉なしの一杯あたりでは700〜800kcal程度が標準です。酢豚や豚の角煮なども、一人前に換算すると400〜500kcalになりますし、高脂肪であるため決してバランスに長けた料理であるとは言えません。

その一方で、中華料理にもヘルシーな料理が存在することもまた事実です。例に挙げてみると、フカヒレの煮込みや貝類と野菜の炒め物は100〜200kcalですし、レバニラ炒めも300kcal前後であり、なおかつ鉄分を多く摂取できて健康的です。餃子も調理法を変えて水餃子にするだけで200kcalまでに半減できますし、麻婆豆腐はヘルシーな豆腐が主役であるため300kcalほどで、バンバンジーのような脂質を落とした食べ物や青菜炒めも低カロリーで栄養価が抜群です。しかも定番スイーツの杏仁豆腐は100kcal以下に収まるなど、高カロリーのメニューに偏りすぎなければ、中華料理は意外にも体カロリーで健康的であるとも言えるのです。

 

中国の食文化には欠かせないプーアル茶

プーアル茶

プーアル茶は中国ではごく一般的な食事の友

意外にもヘルシーなメニューも多い中華料理ですが、それでも脂っこい料理が多いことは事実です。油を大量に使った料理を日常的に食べていては、やはり太ってしまうという結果を避けることは難しいように感じてしまいますよね。ですが中国人にはそういった油のリスクを跳ね返して守ってくれる力強い味方がいます。それが「プーアル茶」です。中国においてプーアル茶は極めてポピュラーであり、同じ中華圏である香港や台湾でも高い確率でテーブルに並んでいます。

プーアル茶には、脂肪の吸収を抑える効果と、脂肪を燃やす効果の両方が備わっています。食事によって取り込まれた脂肪分はプーアル茶に含まれる没食子酸とカテキンによって分解され、中性脂肪として体に溜まることを防いで自浄してくれるので、脂肪蓄積のリスクを抑えられます。なおかつ既に蓄積されている中性脂肪に対しては、脂肪燃焼に役立つ酵素の一つであるリパーゼを生成することによって燃焼させていきます。この二段階に渡る効能によって、食事から無駄な脂肪を溜め込む可能性を低くさせられるのです。

ダイエット以外にも効果をもたらすプーアル茶

プーアル茶を飲むことによって、血液の循環を改善させて代謝を向上させることができます。それによって免疫力をアップさせられることはもちろん、女性が悩み易い冷え性を改善させたり、むくみを解消させたりといった効果にも期待が持てます。

また、プーアル茶にはポリフェノールが含まれていますから、腸内環境を整えて便秘を解消させることや、お肌の老化にストップをかけるアンチエイジング効果に期待することもできます。このように、プーアル茶にはダイエット効果や美容効果に加えて、体質を改善させる作用まで備わっていることになるのです。

プーアル茶とウーロン茶の違い

日本ではダイエットに効果があるお茶と言えばウーロン茶が最も有名です。実はプーアル茶とウーロン茶の原料は同じ緑茶で、緑茶を発酵させたものがウーロン茶、発酵のためにコウジカビを使用するものがプーアル茶になります。

大きな違いは無さそうに思えますが、この製法の差が成分に大きく影響することになります。プーアル茶には前述した酵素の一種であるリパーゼ、そして抗酸化作用を持つ重合カテキンという成分が発酵の過程で備わるのですが、この二つの成分はプーアル茶独自のものであり、ウーロン茶には含まれていないのです。つまりプーアル茶は「強化版ウーロン茶」として位置付けられるべき、ダイエットには持って来いのお茶であると言えるでしょう。

 

ダイエットに向いた中華料理の食べ方とは

プーアル茶食事と一緒に必ずプーアル茶を飲む

プーアル茶には脂肪を分解して蓄積させず、しかもこれまでに繰り越してしまった中性脂肪を洗い流してくれるという効果を備えているのですから、中華料理との相性はまさに抜群。中華料理を食べる際には、必ず一緒にプーアル茶を飲むことをオススメします。

また、プーアル茶はアイスよりもホットで飲んだ方が強い効果を得やすくなります。これは、温かい状態のほうが体内への吸収を速めることができるので、食事によって摂取する脂肪分をより確実にブロックすることが可能になるためです。さらに体をポカポカと温めることもできますから、代謝を高めて発汗を促進し、ダイエットへと直結させられます。

バランス良く食べることを心がける

日本における中華料理の定番と言えばラーメンにチャーハン、そして餃子といった品ですよね。ラーメンの半チャーハンセットに餃子を追加、などといった組み合わせは庶民にとって最高の贅沢ですが、このセットに登場するメニューはどれも糖質がたっぷりと含まれた炭水化物です。このような組み合わせでばかり中華料理を楽しんでいては、いくらプーアル茶を飲んだとしても効果が追い付かず、太ってしまうことになります。

中華料理にはヘルシーで食物繊維がたっぷりと含まれた料理が数多く存在します。チャーハンやラーメンだけで満足できなかったら、八宝菜や青椒肉絲といった野菜を多く取り入れた料理を追加したり、タンパク質を多く含んだ麻婆豆腐やバンバンジーといった品を組み合わせるように心がけましょう。

プーアル茶の注意点について

最後にプーアル茶についての注意点も一つご説明しておきましょう。プーアル茶にダイエット効果があると知れば、お水代わりにガブガブと飲みたくなってしまうのが人間という生き物ですが、プーアル茶には他のお茶と同じようにカフェインやシュウ酸が含まれています。

シュウ酸を過剰に摂取してしまうと、腎臓結石や尿管結石といった症状を招いてしまう恐れがありますから、プーアル茶を摂取する量は一日あたり1リットル程度に止め、節度を守って飲むように意識して下さいね。

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