東京には一流ホテルのバイキングを提供しているレストランが目白押し。グルメな人たちにとってはまさに天国です。
それぞれのホテルの特徴を生かしたバイキング料理がずらりと並ぶその光景に興奮しない人はいないでしょう。いつも利用するのはちょっと無理でも、特別な日に気の合う友人や家族とゴージャスな雰囲気の中で数々のお料理やスイーツを楽しむのもいいですね。
ここでは私が実際に訪れた東京エリアで最も人気の高い高級ホテルバイキングのトップ５をご紹介します。一人でゆっくり利用できるホテル、特別な時に大切な人と一緒に食べたいバイキング、そして小さなお子様連れでも利用しやすいホテルなど多種多様な使い勝手ができるホテルを選んでみました！
帝国ホテル インペリアルバイキング サール
ホテルバイキングの先駆け
帝国ホテルのバイキングといえば高級ホテルバイキングの元祖ともいうべき存在です。以前はレインボールームのバイキングと呼ばれていましたが、現在はサールという名前に変わっています。やはり日本を代表する格式ある帝国ホテルの高級バイキングだけあり、レストラン内の雰囲気も非常に重厚。落ち着いた大人の雰囲気の中で数々のお料理をいただけるのは至福の時間です。
オススメ料理
サールでの一番人気はその場でシェフが切り分けてくれるローストビーフ。じっくり時間をかけてローストされた塊肉は口に入れるとまさにとろけるような美味しさです。他にもフレンチを意識したホットディッシュメニューが並びます。色とりどりの野菜をふんだんに使った前菜なども充実しておりどちらかというと女性の客層を意識したメニュー展開になっています。
サールではブレックファースト(朝食)、ランチ、ディナーの３営業時間制になっています。ちょっと贅沢なランチもオススメですが、やはり一度は帝国ホテルのディナーバイキングを味わっていただきたいです。また季節によってイタリアンフェアやフレンチフェア、デザートのストロベリーフェアなどの特別メニューを展開しているスペシャルバイキングも頻繁に開催されているので要チェックです。
バイキングの価格
お値段的にはランチが5500円、ディナーが8200円で、土日祝日にはさらに500円程度のアップとなります。
この贅沢な雰囲気と美味しいお料理は十分にその価値があると言えるでしょう。
東京ヒルトンホテル マーブルラウンジ
デザートバイキングで有名
新宿駅からホテルの無料送迎バスで約五分程度のところにある東京ヒルトンホテルはスイーツバイキングとしてはかなり歴史があります。ホテルに足を踏み入れるとすぐ右側奥に広いマーブルラウンジがあり、そちらで毎日デザートバイキングが開催されています。
平日でもスイーツ好きの女性に大人気で常に大行列ができるほど。予約無しでは入場すらできない場合がほとんどですので必ず電話予約を入れることをおすすめします。特に土日はかなり前から予約する必要がありますね。
マーブルラウンジの特徴
マーブルラウンジではスイーツバイキングのみの提供となっています。食事系のバイキングは他のレストランで提供されています。マーブルラウンジのスイーツバイキングは見た目も美しいケーキやフルーツをふんだんに使ったデザート類各種、アイスクリームなどのほかにオープンサンドイッチやパスタ、カレーなどの塩気のある軽食も提供されています。
ただひたすら甘い物を食べているとさすがに飽きが来ちゃうときがありますよね。
甘い物、しょっぱいものを交互にいただけるのは嬉しいポイントです。
季節ごとにメニューが変わる
スイーツバイキングでは季節ごとにストロベリーフェアや秋のマロンフェア、抹茶フェアなどテーマを持ったバイキングメニューが用意されています。そのどれもが目を奪われるようなそして宝石を散りばめたように並べられておりまさに圧巻。マーブルラウンジはいつ訪れてもスイーツメニューがどんどん変化するので何度訪れても飽きることはありません。
スイーツバイキングといえばマーブルラウンジと誰もが開口一番に答えるほどの老舗中の老舗レストランですし、女性からこれだけの圧倒的な支持を得ている理由はここにあるのかもしれませんね。
価格について
マーブルラウンジは現在平日で5000円、週末は6000円というお値段です。スイーツバイキングとしてはややお高めの料金設定ではありますが軽食もあるのでお得感はありますね。
ウエスティンホテル ザ・テラス
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格式のあるウエスティンホテル
ウエスティンホテルは緑豊かな恵比寿ガーデンプレイスに位置する高級ホテルです。ホテル全体がモダンというよりも重厚なヨーロピアン調の雰囲気で、ロビーなどは中世のお城の中の調度品で埋め尽くされているようで、まさに大人のためのリラックス空間という感じが漂っています。
バイキングの特徴
明るく広々とした開放感のあるレストラン内の窓からは外の美しい庭園の緑が見え、大変リラックスした雰囲気の中でお食事が楽しめます。東京のど真ん中にいることを忘れさせてくれるような自然の豊かさが恵比寿ガーデンプレイスの醍醐味。
インターナショナルビュッフェをウリにしているだけあり、月ごとに世界各国の料理をテーマにして提供しています。厳選された素材から作られた数々の料理はどれも丁寧な仕事がされており、大変美味しいものばかり。イタリアンフェアや地中海料理のフェア、アメリカンフェアなど各国の料理が楽しめるのはザ・テラスならではでしょう。
ザ・テラスのバイキングの価格
ランチバイキングは6467円、ディナーバイキングは7000円ほどですので高級ホテルとしてはごく平均的な価格帯でしょう。5つ星ホテルならではのおもてなしを考えると妥当な価格かもしれません。特別な日に利用すると思い出深い1日が過ごせること間違いなしです。
東京プリンスホテル ポルト
テレビでもおなじみの行列のできるバイキング
東京プリンスのポルトといえばテレビや雑誌で常に取り上げられており話題のバイキングレストランです。東京タワーからほど近い芝公園のすぐそばにあるのでアクセスが良く、観光客も含めて連日多くの人々が押しかけています。雰囲気的には、高級ホテルのなかでもやや肩肘張らないカジュアルなタイプのバイキングなので小さなお子さん連れでも気軽に利用できるという利点があります。
バイキングの特徴
ポルトのバイキングは目の前で好みの厚さに豪快にカッティングしてくれるローストビーフがナンバーワンの人気メニュー。厨房からどんどん焼きあがってくる巨大なローストビーフは肉汁がしたたりそのジューシーな口当たりに、これだけでも大満足できると言われている看板メニューなのです。
そのほか、シーフードメニューも充実しておりバイキングのテーブルに山積みにされたカニの脚やカクテルシュリンプは圧巻です。また握り寿司も注文できるカウンターや揚げたて天ぷらもその場で注文して熱々をいただけるのも最高ですね。このように年齢問わずファミリーみんなで楽しめるメニューが勢ぞろいなのが最大のポイントだと言えます。
バイキングの価格
一流ホテルのバイキングの中では最もリーズナブルな価格帯です。ランチで予算は3000円程度、ディナーは5000円ほどですのでファミリーバイキングとしての色合いが強いのが伺えます。このお得感が大人気の秘密なのですね。
グランドハイアット東京 フレンチキッチン
六本木ヒルズの至近距離にあるグランドハイアットはまさに都会のど真ん中の洗練された高級ホテル。多くの外国ビジネスマンが宿泊に利用しているだけありホテルのロビーもレストランも国際色豊かです。そんなインターナショナルな雰囲気の中でフランスのビストロをイメージしたオールデイバイキングレストランのフレンチキッチンが人気です。
フレンチキッチンの特徴
名前の通り、フランスのビストロ風の料理が並ぶレストランで提供されているのは、ブレックファーストとランチのみ。ディナーはアラカルトでの提供になっていますので注意。
フレンチキッチンのブレックファーストは外国ビジネスマンにも人気だというのが伺えるほど、トラディショナルな西欧の朝ごはんメニューが豊富に取り揃えられています。オムレツステーションでは目の前で具材も指定してオムレツをひとつひとつ焼き上げてもらえます。できたてのふわっとして、とろけるようなオムレツはまさに絶品！卵料理好きなら思わず通いたくなってしまうほどの一品です。
他にエッグベネディクトも人気メニューの一つですね。ホテルのベーカリーで用意された焼きたてパンも種類が豊富で目移りするほど。ランチも旬の野菜や食材をふんだんに使用して丁寧に作られた主菜がたくさん並びます。どれもフランスの家庭料理を想像させるような、ホッとするお料理の数々ですね。
バイキングの価格
ブレックファーストは3700円。ランチは3750円と一流ホテルのバイキングとしてはリーズナブルな域に入るかと思います。それだけに気軽な朝食やランチ利用に最適だと言えます。ビジネスマンが慌ただしい朝に、さっと食事できるのがこのホテルのバイキングのメリットでしょう。
東京高級ホテルバイキングのまとめ
以上、東京を代表する高級ホテルのバイキングレストランのトップ５をご紹介してみました。
どこもそれぞれに価格、料理、サービスの違いなど特徴があるので色々訪れてお気に入りのレストランをみつけてみるのも良いですね。たまには豪華な雰囲気の中で好きなものを好きなだけいただくという贅沢も、心と体のリフレッシュには必要でしょう。
夜は予算の都合上なかなか高級ホテルのレストランを利用できない人も、朝やランチを利用してぜひ素敵な雰囲気を試してみてください！
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