毎日、暑い日が続くと、見た目くらいは涼しげな服を着たくなりませんか!?特に、汗っかきのぽっちゃりさんは、着る服によって普通以上に暑苦しく見えてしまうので、服を選ぶ際はちょっと注意が必要です。せめて、真夏に着る服くらいは涼しく見えるものを選んで、爽やかさを演出しましょう。
そこで今回は、ぽっちゃりさんが涼しく見える服の選び方を、ご紹介したいと思います。
ぽっちゃりさんが涼しく見える服の素材
まずは、服の素材選びから!涼しく見える服を選ぶなら、素材はとても重要です。素材の選び方を間違えなければ、暑い夏も快適に過ごすことができます。
①汗をかいてもサラサラ!臭いも抑えてくれる「リネン」
リネンは、麻の中でもしなやかで、柔らかい肌触りが特徴です。通気性が良くサラッとしているので、着心地も爽やか。暑い日でも快適に過ごせます。
リネンは吸水性に優れていることから汗を吸収しやすく、乾きやすいといった特徴も持ち合わせています。また、繊維が伸びにくく、洗っても傷みにくいことから、汗をかいても洗濯機でじゃぶじゃぶ洗えてとても便利!非常に優れた素材です。
ユニクロでも、リネンシャツが夏の定番アイテムとなっていますが、シャツをはじめ、リネン素材のワンピースやスカートも、汗っかきのぽっちゃりさんにはおすすめです。
ぽっちゃりさんが汗で湿っていると、どうしても暑苦しく見えてしまいます。たとえば、ジャストフィットのグレーのTシャツなどは、汗をかくと変色して目立ちます。汗で湿った服を着ていると、満員電車のように人が密集している場所では避けられる可能性もあるので、なるべく汗が乾きやすい素材を選ぶと良いでしょう。
ちなみに、リネンは防カビ性にも優れていて、雑菌の繁殖を抑制するので、臭いも抑えてくれるんです。汗で湿ったぽっちゃりさんが満員電車に飛び乗っても、リネンを着ていれば、異臭で周りに迷惑をかけることもないでしょう。
②ふんわり柔らか!汗が乾きやすい「インド綿」
薄手で通気性抜群のインド綿。インド綿は、綿の中でもダントツの涼しさです。吸水性にも優れていることから、肌にまとわりつかず、乾くのが早いといった特徴もあります。リネン同様、インド綿は乾きやすい素材なので、汗をかきやすいぽっちゃりさんにおすすめです。
リネンと同じく、暑い夏に着たい素材ですが、リネンとの違いは生地の質感にあります。リネンは麻の中でも柔らかいほうではありますが、最初はパリッとしたハリがあります。一方、インド綿はフンワリした柔らか素材です。強度ではリネンに劣るものの、リネンよりシワになりにくいといったメリットもあります。
インド綿は、チュニックやブラウス、ワンピースやスカート、パンツなど、様々な着方が楽しめます。特に、エスニック調なデザインも多く、夏にぴったりの素材です。足を隠したいぽっちゃりさんが、ロングスカートやロングワンピースを着ても、インド綿ならふんわりしているので、あまり重い印象になりません。
ぽっちゃりさんが涼しく見える服の選び方
ぽっちゃりさんが涼しく見えるには、服の選び方にもポイントがあります。ぽっちゃりさんはどんな服を着れば、涼しく見えるのでしょうか?
①ワンピース
夏といえば、リゾート感溢れるワンピース!ロングワンピースなら、ざっくり着られて、足までカバーできちゃいます。フワフワとした軽い素材のワンピースを選べば、見た目も涼しいですし、着心地も快適です。 毎日暑いと、いちいちコーディネートを考えるのさえも、面倒だったりしませんか!?ワンピースなら、1枚で簡単にコーデが完成。
ただし、ふんわりした素材の大きめなワンピースは、膨張して体の大きさを強調してしまうこともあります。もしも、大きめサイズを着るならば、ベルトやリボンでウエストマークすれば、スッキリした印象に仕上がります。
②袖口が広いトップス
トップスを選ぶ際は、袖口がキュッと締まった半袖を選ぶと、二の腕の太さが強調されてしまいます。広い袖口はボリュームがあってシルエットもルーズなので、腕の太さを隠してくれます。
フリルやフレアなど可愛い袖のトップスも、たくさん出ています。フレア袖はヒラヒラしていて動きもあるので、体に密着していない分、涼しく見えます。大人っぽい印象に加えて、女性らしいデザインなので、オシャレに着こなせます。
袖部分がレースになっているトップスもあります。肌が透けて見えるので、涼しげに見えますし、袖部分のみレースだから、露出する部分も控えめです。セクシーになり過ぎないので、普段女性らしいファッションに慣れていない人でも、品良く着こなせるデザインです。
ちなみに、ノースリーブは涼しいけれど、二の腕が隠せないので、ぽっちゃりさんには抵抗があるかもしれません。袖口が広がっているトップスを選べば、暑苦しい印象を避けて、二の腕のコンプレックスも隠せます。
③ふんわり裾が広がるロングスカート
スカートならば、脚に密着しているタイトスカートよりも、ふんわり裾の広がったスカートのほうが涼しく見えます。実際に、脚にまとわりつくスカートよりも、ヒラヒラ裾の広がっているスカートのほうが風を通すので、涼しく着られます。
それに、タイトスカートは、ぽっちゃりさんにはおすすめできません。と言いますのも、タイトスカートは体のラインが出やすいので、お尻の大きい人やウエストが太い人、足の太さが気になる人は避けたほうが無難です。 太ももやお尻など、下半身のコンプレックスをカバーするなら、マキシ丈スカートやミモレ丈スカートがおすすめです。
④裾が広がっているパンツ
パンツもスカートと同じように、裾が広がっている形のほうが、風通しは良くなります。ガウチョやスカーチョ、スカンツは裾が広がっています。 裏地があると暑いけれど、裏地のないものなら涼しく履けますし、濃い色をを選べば、透ける心配もありません。
脚に密着している形ではないので、汗が染みることもないですし、膝丈くらいの長さを選べば、涼しく見えます。
ぽっちゃりさんが涼しく見える服の色
着ているふ服を涼しく見せるには、服の色も大事です。涼しげな色と言えば、青、水色、青緑といった寒色系です。ちなみに、赤や黄色、オレンジなどのビタミンカラーは暖色になります。 では、どのような組み合わせで寒色を取り入れると、涼しく見えるのでしょうか?
①ビビットな青
涼しい印象や冷たい印象を与える、寒色系のブルー。ブルーの中でもビビットな青は、海や空を連想させるため、アクティブな印象を与えてくれます。
また、ハッキリした青は収縮色になるため、引き締め効果も得られます。ボトムスにブルーを取り入れる場合は、トップスに白×黒のギンガムチェックのブラウスなどを合わせると、さらに引き締まります。
②清涼感のある淡い水色
ブルー系でも薄い水色を選ぶならば、ボトムスに引き締め色を持ってくるのがおすすめ。たとえば、水色のトップス×紺のスカート。どちらも寒色系ですが、淡い水色は輪郭がぼやけて膨張して見えてしまうことも。トップスよりも面積の広いボトムスに引き締め色を持ってくれば、ぽっちゃりさんでも涼しげな印象を作り上げることができます。
まとめ
暑い夏には涼しく見える服を着ることで、爽やかな印象になりますし、実際に涼しく着られる素材や形を選ぶことで、自分自身も快適に過ごせます。
他人から涼しく見えることも大事ですが、実際き涼しく感じる服を着て、暑い夏を乗り切りましょう。
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