お掃除でスリムなカラダをゲットしよう

2017年も春。アメリカではスプリングクリーニングといって、春に大掃除をする習慣があるようです。それを真似して、年度替わりのこの時期、ちょっと頑張って大掃除しちゃいませんか?

実はお掃除はかなりカロリーを消費する行為なんです。そこで今回は、お掃除でどれだけカロリーを消費できるか、解説しちゃいます。まずは「メッツ」についてと、メッツを使ったエネルギー消費量の計算の仕方から勉強してみましょう!

超重要概念「メッツ」とは?

ここでは「メッツ」という指数を使ってお話しを進めていきます。

メッツとは安静時のエネルギー消費量を基準にしたさまざまな身体活動のエネルギー消費量を指数で表したものです。安静にしている状態を1メッツと仮定して、ジョギングしている時はや歩いている時は「〜メッツ」と比較するのです。

例えば、椅子に座って何もせずにぼーっとしているとしますね。これは1メッツなのです。人が安静にして何もしていない状態のエネルギー消費量を1メッツとするのです。

それに対して、ジョギングをしたら安静時よりもはるかにエネルギーを消費しますよね?ジョギング中のメッツは6メッツ、つまり安静時よりも6倍エネルギー(カロリー)を消費するということなんです。

代表的なメッツ

安静時 1メッツ
家の中での歩行 2メッツ
ボーリング 3メッツ
軽いジョギング 6メッツ
スイミング 6メッツ
テニス・サッカー 7メッツ
強めのジョギング 12〜16メッツ

この表を見れば何となくメッツについてわかってもらえるのではないでしょうか。強い運動ほどメッツが高くなっていますね。

メッツを使った運動中のエネルギー消費量の計算の仕方

運動中のエネルギー消費量は体重あたり1時間で表すと、メッツと同程度の数字になります。よって、メッツに運動した時間(時間)をかけ、更に体重(kg)をかけると、エネルギー消費量を計算することができます

たとえば、体重50kgの人が4メッツ相当の運動を1時間した場合、エネルギー消費量を計算してみると?

4メッツ×1時間×50㎏=200kcal

ということになります!

とにかく立ち上がるようにする!

太りやすい人は、ゆっくりとした落ち着いた人が多いかもしれません。テレビやパソコンの前にいる時間が長いというタイプの人もいるでしょう。中には、動くことに興味がないだけでなく、できれば動きたくないという人もいそうですね。

しかし、スリムな体を手に入れるには、やはりカロリーの消費量を増やすようにした方がいいです。食べる量だけを減らしてスリムになろうとするのは、不健康すぎますし、なんといっても辛いです。結局、ダイエットを諦めることになってしまう人も多いはず。かといって、無理に嫌いな運動をしても、それもまた続かないのでは意味がありませんよね。

そこで、掃除をするためにまずは立ち上がりましょう。立ち上がるだけで、安静時に比べてメッツは高くなるんです。掃除は健康的に暮らしていくためにすべきことです。掃除をするために立ち上がりましょう。まずはそこからスタートです!

安静にしている状態 = 1.0メッツ

45㎏の人が1時間安静にしていたら 1×1時間×45kg=45kcal

50kgの人が1時間安静にしていたら 1×1時間×50kg=50kcal

55kgの人が1時間安静にしていたら 1×1時間×55kg=55kcal

静かに立っている状態 = 1.2メッツ

45kgの人が1時間静かに立っている 1.2×1時間×45kg=54kcal

50kgの人が1時間静かに立っている 1.2×1時間×55kg=60kcal

55kgの人が1時間静かに立っている 1.2×1時間×55kg=66kcal

いかがでしょうか?わずかながら立っている方がメッツが高いので消費カロリーも高くなっていますよね。家の中にいる時にずっとソファーに腰掛けたりベッドに寝転がらずに、立つだけでもほんの少しですがカロリー消費を稼ぐ事ができるのです。

常に良い姿勢を保つようにする

あなたは姿勢が悪くありませんか?姿勢が悪いとかなり損です。まず、見た目がイマイチです。暗いイメージに見えてしまいます。悪い姿勢でいた時間が長い人の場合、良い姿勢になることは出来ても、その良い姿勢を維持するのが難しくなります。

姿勢が悪い人は、大抵の場合、自分の影などを見たりして姿勢の悪いことには気がついているでしょう。気がついているのであれば、諦めないで、姿勢を正しましょう。気がついたら、姿勢をよくするように心がけましょう。

立って背筋をピンと伸ばし、お腹をへこますだけで、筋肉に負荷がかかっていると感じられるでしょう。女性であれば、姿勢をよくするだけで、バストアップして見え、ウエストがキュッと締まって見え、かなりスタイルがよくみえるはずです。

立っている時だけではなく、普段から良い姿勢になるように心がけるだけでも、筋肉に負荷を加えることができます。お腹をきゅっとひっこめるようにするだけで、筋肉痛にすらなりますからね。

掃除中、できるだけきびきび動く

だらだら・のそのそと動くよりも、きびきび動くほうが消費カロリーが大きいのは当然ですよね。体をたくさん動かすので、血行が良くなり、新陳代謝も良くなります。健康にも効果的です。

更に、きびきび動いていると、気分が良くなりやすいんですよね。不思議ですけれど、きびきび動いていると、余計なことを考えなくなるという効果があります。これはいい気分転換になりますよね!

更に、同じ掃除をするとして、ゆっくりと動くのときびきび動くのとでは、カロリーの消費量が全然違ってきます。特にお家が大きくて、掃除をするスペースが大きければ、カロリーの消費量はかなり違ってくるでしょう。

ゆっくり、楽な労力での掃き掃除 = 2.3メッツ

45㎏の人 2.3×0.5時間×45kg=52kcal

50kgの人 2.3×0.5時間×50kg=58kcal

55kgの人 2.3×0.5時間×55kg=63kcal

ゆっくり、ほどほどの労力での掃き掃除 = 3.8メッツ

45㎏の人が30分ほどほどの労力で掃き掃除 3.8×0.5時間×45kg=86kcal

50kgの人が30分ほどほどの労力で掃き掃除 3.8×0.5時間×50kg=95kcal

55kgの人が30分ほどほどの労力で掃き掃除 3.8×0.5時間×55kg=105kcal

掃除機をかける

掃除をするというと、掃除機をかけるというイメージを持つ人が一番多いのではないでしょうか。最近はルンバのように勝手に掃除をしてくれる賢いロボット掃除機もありますが、もちろんそういうのは無しですよ!

普通の掃除機を持っている人は、家の中の隅々まできびきびと掃除機をかけましょう。時間のある時は、移動できる家具は移動して、なるべくちりやほこりをきれいに吸い取ってしまいましょう。

お掃除が好きでない人には面倒に感じる掃除機がけですが、カロリーの消費量は決して低くありません。なんと驚きの3.3メッツもあるのです。

では掃除機をかけると、どのくらいカロリーを消費できるかチェックしちゃいましょう!

掃除機をかける = 3.3メッツ

45㎏の人 3.3×0.5時間×45kg=74kcal

50kgの人 3.3×0.5時間×50kg=83kcal

55kgの人 3.3×0.5時間×55kg=91kcal

拭き掃除をする

拭き掃除はカロリーの消費量がとても高いです。毎日この拭き掃除をてきぱき、きびきびと広範囲で行っていれば、ちりも積もればでかなりの運動量になってびっくりすることになるでしょう。

中には掃除機をかけるよりも、拭き掃除のほうが好きという人もいますよね?掃除機と違って音を出さないので、いつでも静かに掃除ができるというメリットも大きいです。ほこりをそっと拭き取れるのも魅力的です。

超ウレシイことに、手や膝をついてしっかりと拭き掃除をしたら、かなりのカロリー消費量になります。スリムになりた~い女子としては、拭き掃除を見逃すのはもったいないですね。是非、拭き掃除をしてキレイなお部屋とスリムな体を手に入れようではありませんか!

浴室を磨く

浴室磨きは結構カロリーを消費します。30分気合をいけてやれば、ジムで1時間バイクに乗ったくらいは楽にあります。チェックしちゃいましょう。

手や膝をついて、楽な労力で浴室などを磨く = 2.0メッツ

45㎏の人 2.0×0.5時間×45kg=45kcal

50kgの人 2.0×0.5時間×50kg=50kcal

55kgの人 2.0×0.5時間×55kg=55kcal

手や膝をついて、ほどほどの労力で浴室などを磨く = 3.5メッツ

45㎏の人 3.5×0.5時間×45kg=79kcal

50kgの人 3.5×0.5時間×50kg=88kcal

55kgの人 3.5×0.5時間×55kg=96kcal

手や膝をついて、きつい労力で浴室などを磨く = 6.5メッツ

45㎏の人 6.5×0.5時間×45kg=146kcal

50kgの人 6.5×0.5時間×50kg=162kcal

55kgの人 6.5×0.5時間×55kg=179kcal

まとめ

いかがですか?お掃除ダイエットで、かなりのカロリーを消費できます。ちょっとおやつを食べすぎた時など、1時間みっしりと張り切って拭き掃除をしてみるなんていうのはどうでしょう?

体重50kgの人でもガーナチョコレート1枚60gは337kcalですから、ほぼその1枚くらいのカロリーは消費できちゃうんですよ!是非、春はスプリングクリーニングしちゃいましょう!


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