シュラスコはブラジル料理の1つで、本場ブラジルでも人気の料理です。
シュラスコ料理は主に牛や豚、鶏といった肉の塊を串に刺して岩塩を振りかけ、回転させながらゆっくりと焼き上げます。焼けたら串ごと客席まで持ち運び、食べたい量を切り分けてくれます。お肉が回ってくるまでの間は豪華なビュッフェを堪能して待ちます。
そんなワクワクの詰まったシュラスコが、いま改めて話題を集めています。
2016年にブラジルでオリンピックが開催されて以来、さらに注目を浴びるようにったシュラスコですが、日本でも本格的なシュラスコ料理専門店が続々とオープンしています。
今回は今改めて注目を集めているシュラスコ料理の有名店について、ご紹介したいと思います。
Barbacoa（バルバッコア）
バルバッコアはブラジル、サンパウロで創業したシュラスコ料理専門店で、ブラジル本場の雰囲気を存分に感じる事が出来るお店です。お店の入口にはバルバッコアの象徴、牛の頭のはく製が飾られています。店内には牛やブラジル国旗をモチーフにしたブラジル人アーティストによる絵画や、ブラジルから輸入した小物が飾られるなど、本場さながらの雰囲気が楽しめます。
バルバッコアのシュラスコ料理のメニューは、サラダバーがセットになった食べ放題スタイルです。牛肉にはブラックアンガス牛を使っており、赤身と脂身のバランスが良く、柔らかくジューシーさが際立った美味しいお肉です。バルバッコアの牛肉は「ミドルグレインフェッド」という飼育方法が用いられており、上質な味わいが楽しめる牛肉です。「グレインフェッド（穀物肥育）」と呼ばれる肥育方法では、牧草で肥育された後に穀物によって肥育されます。その他に豚肉や鶏肉、野菜など、約15種類のシュラスコ料理が味わえます。店内の中央にあるサラダバーでは、フレッシュベジタブルやブラジルフード、デリなど、約40種以上のお料理が取り揃えられています。
ドリンクメニューも豊富で、ブラジルから輸入したボトルビールや、ブラジルの代表的なお酒のピンガを使ったカクテルなど、様々なドリンクか楽しめます。
東京では表参道駅から徒歩5分のところにある青山店をはじめ、六本木、丸の内、渋谷、新宿、高輪といった都心に複数の店舗を構えています。大阪では心斎橋と梅田にお店を出しています。
RIO GRANDE GRILL(リオ グランデ グリル)
シュラスコ専門店では珍しい黒毛和牛やブラックアンガス牛の熟成肉、ラムといったお肉や、海老や帆立などの海鮮も含め、常時15種類以上の豊富な種類のシュラスコ料理が楽しめるお店です。勿論、焼きたてのお肉をテーブルに運んできて、目の前で切り分けてくれる本格スタイルをとっており、ジューシーなお肉を好きなだけ食べられます。店内に流れるサンバのリズムとともに本場のブラジルを満喫出来る空間で、ブラジルのお料理を堪能出来ます。
こちらのお店では、充実したサラダバーも人気となっており、女性からも人気を集めているお店です。ランチでは約30種、ディナーでは約50種がサラダバーに並び、肉だけでなく、野菜もたっぷり食べられます。シュラスコはビールやワインでも美味しく頂けますが、ピンガを使ったカクテル、カイピリーニャとも相性抜群です。カイピリーニャはたっぷりのライムをすりつぶし、お好みで砂糖を加えて、ピンガを注いで作るカクテルです。
六本木駅から徒歩2分といった好立地の六本木店をはじめ、横浜、恵比寿に加えて、2017年4月にはイクスピアリにもオープンしました。
TUCANO’S（トゥッカーノ）
ブラジリアンBBQを存分に楽しめるシュラスコ専門店のトゥッカーノでは、本場のシュラスコ料理が楽しめます。サラダビュッフェ付きのシュラスコ食べ放題コースがあり、女性にも人気のお店です。サンバ・ラテンミュージックを聞きながら、陽気なスタッフと本場ブラジルを体感出来ます。本場のサンバショーやボサノバ生ライブなどが定期的に開催され、陽気な雰囲気の中でお食事が楽しめるお店です。
トゥッカーノはフォーゴ ジ ション（大地の火）を再現し、大串に刺した大きな牛のスペアリブをじっくり焼き上げます。スペアリブをはじめ、14種類以上のシュラスコをブラジル人のシュラスコ職人、シュラスケーロがじっくり焼き上げ各テーブルに運んで、お客様の目の前でお肉を切り分けて提供してくれます。大きなサラダバーでは30種以上のサラダや、フェイジョアーダなどのブラジル料理も食べられます。シュラスコとともに、豊富なワインやブラジルのお酒が進みます。
渋谷駅から徒歩5分、東急本店向かいのビルにある渋谷店、JR池袋東口から徒歩3分のところにある池袋店の2店舗があります。秋葉原には系列店があります。がっつりお肉が食べらるお店です。
バッカーナ
1991年、日本でシュラスコブームを巻き起こしたバッカーナでは、たっぷりの美味しいお肉をはじめ、ブラジルの郷土料理や新鮮で珍しいお野菜が充実したサラダビュッフェを用意しています。またシュラスコに合うお酒、本場のカイピリーニャをはじめとした様々なブラジルカクテルやブラジルワインなども豊富に取り揃えられています。月曜以外は毎晩サンバショーが開催され、賑やかでとても楽しいお店です。
牛、豚、鶏、羊など13種類以上の肉の部位の他に、焼きチーズや焼きパイナップルまでも、豪快に塊のまま特製のグリルマシーンで焼き上げます。焼きあがったら、シュラスケイロがテーブルに運んで肉の塊を切り分けてくれます。客席の中心には大きなビュッフェコーナーがあり、サラダバーと女子に嬉しいフルーツなどのデザートビュッフェもあります。
ブラジルを感じさせるお酒やジュースなどのドリンクメニューも充実していて、爽やかな味のカクテル、カイピリーニャをはじめ、ブラジル原産のヤシ科の果物、アサイージュースなど、お料理に合うブラジルドリンクも盛りだくさんです。
新橋や銀座からも徒歩圏内で行けることから、いつも満席で大人気のお店です。
Gostoso（ゴストーゾ）
炭火で焼いた本格的なシュラスコが頂けるゴストーゾは、100分税抜3,980円のコース制で、時間制限はあるものの他店よりもリーズナブルにシュラスコを楽しめるお店です。炭火で焼いたジューシーなお肉に加え、ブラジリアンサラダ、前菜、デザート、コーヒーまでついてきます。シュラスコは9種の肉をはじめ、エビ、チーズ、パイナップルなどがあります。
ゴストーゾという店名は、ポルトガル語で「美味しい」という意味があります。一般的にシュラスコが食べられるお店の多くは、ガスで焼いているところがほとんどですが、ゴストーゾでは炭火で焼くことに拘りを持っています。ガスだとパサパサになりがちなお肉も炭火で焼くと香ばしく、ジューシーに焼き上がります。春から夏にかけての間は、開放的なオープンテラスで本格的シュラスコを頂けます。
本場の味を知るブラジル人スタッフが提供してくれるシュラスコは、ジューシーでとても美味しく、お腹いっぱいになって帰れます。ビュッフェコーナーはなく座席に全てのお料理が運ばれてくるので、最後まで落ち着いてお料理のお味を堪能出来ます。
麻布十番駅から徒歩3分のところにあります。
今回は東京を中心にシュラスコ料理専門店をご紹介させて頂きましたが、ブラジルの陽気な雰囲気を感じながらシュラスコ料理を頂けるお店から、本格的な味に拘りのあるお店まで、お店の特徴も様々です。シュラスコ料理専門店では日本にいながら本格的なブラジル料理を味わえますので、是非一度足を運んでみて下さいね。
ボリューミーな美味しいお肉を、お腹いっぱい食べられること間違いなしです。
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