パパイヤ鈴木ってどんな人だっけ？
おデブタレントとして一世を風靡した人気者
2003年から2008年にかけて放送されたテレビ番組「元祖！でぶや」のレギュラーとしてホンジャマカの石塚英彦さんらと出演し、大きな体格とアフロ頭で一世を風靡したタレントのパパイヤ鈴木さんを覚えていますか？ここ最近ではテレビで見かける機会こそ少なくなりましたが、ダンサーや振付師としての人気を維持しており、AKB48の大ヒット曲「恋するフォーチュンクッキー」でも振り付けを行うなど、現在も多方面で活躍している人気者です。
元々は歌手を目指すも…
パパイヤ鈴木さんは「おデブ」としての印象が強いタレントですが、実は現在の活動を開始する前はジャニーズ事務所に所属するアイドルであり、歌手を目指して奮闘していたという事実はあまり知られていません。確かにテレビ番組で歌を披露する際の歌唱力は見事ですし、ダンスの才能にも疑いの余地はありませんよね。そんな彼が歌手の夢を諦めた理由は、なんと「太ってしまったから」なのだと言います。この体型でアイドルは無理だと考えて振付師に転身したそうですが、それが天職となるのですから人生とは分からないものです。
現在はダイエットに成功して別人になっている？！
おデブタレントとしての人気と地位を確固たるものにしたパパイヤ鈴木さんでしたが、実はテレビ番組での食べ過ぎが原因で痛風に悩まされていたそうで、一転してダイエットに取り組むという決断を下しています。そして現在はダイエットに成功し、まるで別人のようなシルエットに生まれ変わっていますが、パパイヤ鈴木さんは一体どのようなダイエットを行って成功を収めることができたのでしょうか？細かく検証していきましょう。
パパイヤ鈴木さんが行ったダイエット法
食生活の大幅な見直し
パパイヤ鈴木さんが第一に行ったのが食生活の大幅な見直しでした。大盛りや高カロリーがウリのお店を取材する食レポを番組で続けてきたパパイヤ鈴木さんにとって、まずは食事をニュートラルな状態に戻すための取り組みが必要だったわけですね。お肉や揚げ物を中心とした食生活から離れ、低カロリーで食物繊維が豊富な野菜中心の食生活に改善させたのだそうです。
パパイヤ鈴木さんの場合には痛風を発症していたということもあり、糖質や脂分をなるべく摂取せずに健康的な食生活を送るということはマストでした。特にお腹周りの余計な脂肪を落とすためにも、野菜から食物繊維を摂取して胃腸の働きを正常に戻すということも非常に有効なダイエット策になったのでしょう。
食事時間の制限
次に取り入れたダイエット法は「食事をとる時間を制限する」というもの。パパイヤ鈴木さんの場合、具体的には18時以降に何も食べないという方法を選びました。このダイエット法はモデルやタレントの間では非常にポピュラーなものであり、現在では一般人の間にも広まっており有名ですね。遅い時間の食事を避けることによって、胃の内容物を消化しきれないまま就寝するということが無くなり、痩せやすくなります。
さらに体内時計を調整する作用を持った「BMAL1」という存在に好影響を与えることも無視できません。BMAL1の分泌が多い時間帯に食事をすると太りやすいということが研究によって分かっているのですが、このBMAL1が増え始める時間帯こそが18時以降とされており、22時から翌2時にかけてピークに達します。つまり、この時間帯に食事を避けるという行動そのものがダイエットに対して非常に有効となっているのです。
無理の無い運動も組み込んだ
ダイエットに欠かすことができないものが有酸素運動です。運動は苦しいものという印象が根強いですが、パパイヤ鈴木さんが組み込んだのは体に大きな負担がかからず、無理の無い運動量で済むウォーキングでした。パパイヤ鈴木さんの場合はウォーキングを行う時間帯についても細かく気を配り、食事をする前のお腹が空いたタイミングでウォーキングに取り組んだと言います。こうして見ていくと、パパイヤ鈴木さんはかなり綿密にプランを作り込み、賢くダイエットに挑んだということが手に取るように分かりますね。
その結果はどうなった？
ダイエット前
ダイエット後
これらの方法を用いてダイエットを行った結果、パパイヤ鈴木さんは合計で33kgものダイエットに成功したといいます。確かに、テレビ番組に出演して体重が100kgを超えていた頃の写真とダイエット後の写真を見比べてみるとその違いは一目瞭然です。
しかしその後、一時は77kgだった体重が91kgにまでリバウンドする結果となってしまいました。ご本人曰く「新しい食べ物の番組が始まったからリバウンドしてしまった」とのことですが、ダイエット法そのものに間違いや隙は無いものであり、2017年現在は体重の公表こそ行っていませんが、写真を見る限りでは再び体重が減少しているように感じられます。
分かりやすいダイエット本やDVDも発売中
ダイエット法を記した著書「デブでした」が大好評
パパイヤ鈴木さんは、2012年に自らのダイエット法を記したダイエット本「デブでした」を発売し、これが大好評となっています。有名人が出版しがちな奇抜な方法を用いたダイエット論ではなく、あくまでも王道で、そして誰もが過剰なお金をかけることなく取り組めるメソッドで満たされた書籍であるということが人々の心を掴んだのです。お笑いでも活躍したタレントらしく、ユーモラスな表現も各所に散りばめられているため、本を読むことが苦手だという方からも支持されています。
何よりも印象的なのは、本の拍子に使用されている写真ですね。ダイエットに成功した後のパパイヤ鈴木さんが、体重がピークだった頃のズボンを履いて立っている写真なのですが、子供くらいならもう一人ズボンの中に入れるのではないかというほどのブカブカな状態になっています。この写真を一目見ただけでも彼が行ったダイエットの有効性を一目で理解できます。
さらに分かりやすいDVDも評判
文字だけではどうにも分かりにくいという方にオススメしたいのが「パパイヤ鈴木プロデュース なんとなくダイエットDVD」です。パパイヤ鈴木さんらしく、楽しく運動を取り入れられるダンスやストレッチの方法を動画で詳しく解説してくれるほか、生活習慣や食べ方に関するアドバイスをパパイヤ鈴木さん本人の口から分かりやすく教えてもらえます。「見ているだけで楽しい気分になれるDVD」を目指して作られているということですから、これからダイエットに挑もうとしている方の相棒として、心の支えとなる存在になってくれるかもしれません。
本やDVDを参考に「パパイヤ鈴木メソッド」でダイエットに挑戦しよう
パパイヤ鈴木さんの本やDVDでは、この記事では紹介しきれなかった様々なダイエット方法やその取り組み方、さらにダイエットに臨む際の気持ちの持ちようといったメンタル面の指導に至るまで事細かに紹介されています。ダイエットはある意味では孤独との闘いでもあり、なかなか先が見えることのない苦しい世界でもあります。そんな状況下において、実際にダイエットを成功させたパパイヤ鈴木さんの声を聞きながら、彼自身が歩んできたダイエット成功への道をなぞれるというのは非常に有意義です。具体的なゴール地点を明確にして、明るく楽しくダイエットに取り組むためにも、パパイヤ鈴木さんの本やDVDを参考にしながらダイエットに臨むことをオススメします。
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