デブが主人公の漫画! 私のオススメ5作品

マンガ

あなたは、主人公やヒロインがデブの漫画と言われて、いくつ思い浮かびますか?
いつの時代もぽっちゃり女子が好きな男性は多く、現在ではデブがヒロインの漫画がちょっとしたブームになっています。
そこで今回は、私がおすすめするデブが主人公の漫画5作品を紹介します。

『BUYUDEN』

満田拓也が原作者の漫画。『週刊少年サンデー』に、2011~2014年まで連載された『MAJOR』の次作です。

『BUYUDEN』とは

なんでも簡単に一番になれてしまうことに退屈感を抱いていた主人公・武勇が、転校してきた少女に影響を受け、ボクシングに傾倒していく作品です。
容姿端麗・秀才・スポーツ万能と三拍子そろった小学6年生の武勇は、なんでも簡単に一番になれてしまうことに退屈感を抱いていました。そんなとき、転校してきた要萌花との出会いをきっかけに、ボクシングに関心を持つようになります。そして、武勇はボクシングジムに通い始め、本格的にボクシングに傾倒していきます。
その後、星豹馬と知り合い、豹馬と萌花とジム生である亘の4人で大会に参加。しかし、参加した大会で萌花が左目を怪我してしまい、二度とボクシングができなくなってしまいます。ボクシングを諦めざるを得なくなり、進学とともに勇とボクシングから距離を置くように。そのため、中学3年生になったときには、かなり太っていました。
そして勇と再会。ボクシングをやめていたと思っていた勇は、プロボクサーになるために、地道な努力を続けていました。そんな中、勇は街中で殴られ屋のアルバイトをしているボクサーの剣に出会います。父親のリストラが原因で、希望していたボクシングの名門、誠堂館に進学できなくなった勇は、けやき台高校に進学。同じく、同校に入学した萌花の「ボクシング部設立」という提案に賛同し、部員集めに駆け回ります。そんな彼らの前に、不良になった亘が現れました。
なんとか亘を更生させた勇は、中学時代からの同級生である呉、先輩の不良生徒である東と青木、マネージャーの瑠奈を部員に加え、ボクシング部の活動をスタートします。

ヒロイン「要萌花」について


関西から勇が通う小学校に転校してきた少女。全国学力テスト98位と勇より優秀で、その事実を知った勇から恐れられている面もあります。元ボクサーの亡くなった父親に憧れてボクシングをしているため、中学生の不良5人を返り討ちにするくらい腕っ節が強い少女です。
勇と一緒に豹馬のボクシングジムに通い始めますが、全国大会で片目を怪我してしまい、ボクシングの道を進むことを断念。中学生編では女子中に通い、ボクシングをやめたことがストレスとなり、過食症に陥ってぽっちゃり体型に。ソフトボール部でキャッチャーのポジションで奮闘しますが、最後の大会で負けてしまい、一勝も出来ないまま引退。その大会の帰りに、勇や豹馬と再会します。
その後は彼らを支える目的とダイエットも兼ねて、ふたたびボクシングの道へ。勇と同じけやき台高校に進学します。高校生編では、校長にお願いしてボクシング部を創立。部員集めから裏方まで奮闘します。

『恋の奇跡』

もりたゆうこが原作者の漫画。「Kiss」で連載されていました。

『恋の奇跡』とは

1月のある日。容姿にコンプレックスを持つ高校3年生のヒロイン・塚本妙子の元に、父の遠い血縁で妙子と同い年の倉田雪乃が現れます。
母子家庭で育ち、最近は母を亡くした雪乃を3月までという条件で家に泊めることに。容姿端麗で性格も良く思えましたが、多くの不審な行動の末、妙子の母を殺害してしまいます。
その後、ショックで泥酔した父をホテルに誘って関係を持ったように見せかけ、妙子を家から出してほしいと頼み込みます。妙子は、数々の疑いの気持ちを雪乃にぶつけますが、雪乃に「醜い人が何を言っても周囲は信じない」と言われ絶望することに。
自殺を図り、トラックに飛び込もうした妙子は、謎の医師・聖達彦に助けられます。妙子は聖からダイエットを持ちかけられますが、過酷さに耐えられず、家に戻ろうとします。しかし父は行方不明で、妙子になりすました雪乃によって家は売却されていました。
行き場を失った妙子は、聖の指示でダイエットをするためにパリに飛びます。偶然モデルとしてパリに撮影に来ていた雪乃から、容姿をののしられ復讐を誓います。

ヒロイン「塚本妙子」について


小学校から高校まで太った体型と170cmという高身長が元で、男子にいじめられた経験があります。そのため、被害妄想が強くいじけてしまう面がありましたが、雪乃に復習するためにダイエットを始めることに。長身でボーイッシュな容姿に生まれ変わった妙子はパリから帰国。
妙子はメイクアップアーティストをしていましたが、ファッションモデルの代役を依頼されたことがきっかけで芸能界に入ります。そして、母の出生名である「井上彩子」を芸名として芸能活動を始めます。
雪乃との対立でキツイ性格と思われてしまったことや、雪乃に整形疑惑をかけられたことなどを逆手に取り、ダイエットを成功させたことを世間に知らせるために、過去の写真を公表。中性的な容姿と、はっきりと物を言うキャラクターとして売り出します。そして本来の明るさを引き出すとともに、強さも身につけていきます。

『クッキングパパ』

うえやまとちが原作者の漫画。『モーニング』で1985年に2号連続で読みきりが掲載され、同年、連載がスタートしました。

『クッキングパパ』とは

家庭や職場・学校における人との関わりの中で、主人公・荒岩一味や、登場人物が料理の腕を振るうという内容です。
一話ごとに話の鍵となる料理の詳しいレシピが絵入りで紹介されています。登場する料理はすべて原作者のうえやま本人が実際に作って試食した上で描いています。
初期は会社内では一味が料理をすることを秘密にしており、男性が料理をすることは恥ずかしいと思わせる路線でした。しかし、現在では料理に親しむ路線になっています。

主人公「荒岩一味」について


現在は40代半ばの金丸産業営業二課課長で、通称は「岩ちゃん」。トレードマークはしゃくれた大きな下顎で、身長180cm、体重80kgという巨体の持ち主です。
料理の腕前はプロ級で、さまざまなジャンルや国籍の料理を振る舞います。料理を作ることだけではなく、食べることも大好きな大食漢。巨体に似合わず極度の高所恐怖症、飛行機恐怖症という一面があり、出張の際は飛行機に乗らないようにするために、わざわざ朝早い時間の新幹線を利用するほどです。

『さすがの猿飛』

細野不二彦が原作者の漫画。1980~1984年まで『増刊少年サンデー』に連載されました。

『さすがの猿飛』とは

私立忍ノ者高校が舞台。表向きは普通の私立高校ですが、実は忍者を養成する専門機関でもあります。私立忍ノ者高校に転校してきた主人公・猿飛肉丸が活躍する様子や恋の行方を描いている作品です。
登場人物はとても個性的で、ちょっぴりエッチな要素が特徴のドタバタコメディー。時に、ラブコメディーの要素もある作品です。

主人公「猿飛肉丸」について


かなり背が低いうえに超肥満体型の肉丸は、卑しいほどの大食漢。しかし、ヒロインの魔子とは幼いころから相思相愛の仲。一番好きなのは魔子ですが、ほかの女の子も大好き。ナンパをすることもありますが、相手にされることはほとんどありません。「神風の術」でスカートめくりをすることが楽しみの一つです。
普段は明るく、素直で人懐っこい性格。しかし、魔子が窮地に陥ったときは怒りが爆発し、誰であっても容赦しません。

『The・かぼちゃワイン』

三浦みつるが原作者の漫画。『週刊少年マガジン』に、1981~ 1984年まで掲載されました。

『The・かぼちゃワイン』とは

女嫌いを公表する小柄な青葉春助と、彼に一目ぼれしたヒロイン朝丘夏美の凸凹コンビが巻き起こすドタバタラブコメディ。
文庫本には、女優の宮崎美子が出演したカメラのCMにインスピレーションを受けたことが作品を執筆するきっかけになった、という内容のあとがきが書かれています。

ヒロイン「朝丘夏美」について


サンシャイン学園中等部の2年生で、チアガール部に在籍。クラスのアイドル的な存在で、学園の女子寮に住んでいます。大柄な体型から、Lサイズにちなんだ「エル」というニックネームを持ちます。情熱的で温厚かつポジティブな性格。「アハッ♪」が口癖です。
転校してきた春助に人目ぼれしたエルは、春助のためならどんな困難なことでもやり通します。

デブが主人公の漫画を教えます! 私のオススメ5作品のまとめ

主人公やヒロインがデブの漫画を5つ紹介しました。
どれも非常に面白くておススメの作品ばかりです。
上からおすすめ順に紹介しているので、興味を持った漫画があったら是非、読んでみてくださいね。

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