ダイエットを始めようと思った時、お金も道具もいらない糖質制限ダイエットはチャレンジしやすい方法ですが、甘い物が好きな人にとっては我慢を強いられる方法かもしれません。
スイーツを食べられないストレスに負けてどか食いしてしまっては折角のダイエットが台無しですね。
「糖質制限に配慮されたスイーツがコンビニで手軽に買えたら」
そんな夢のようなスイーツがあの結果にコミットするライザップ監修の元、コンビニで販売されています。
そのスイーツを上手に取り入れたダイエットについてまとめてみました。
糖質制限ダイエットの悩み
私は現在30歳で主婦をしています。出産してから1年経ちましたが、妊娠中から産後の授乳期にかけて、妊娠前と比べて10キロも体重が増えてしまいました。「母乳育児ならどんどん痩せていく」という言葉を信じ、食欲の赴くままに好きな物を食べ続けた結果でした。
赤ちゃんを母乳で育てることで消費されるカロリー数は、1日で約500から700キロカロリーだと聞いたことがありますが、私の場合、3食を満腹になるまで食べていたことに加え、妊娠前には全く食べていなかった菓子パンやケーキを毎日食べていたのですから、1日の消費カロリーを完全にオーバーしていました。
しかも、私は食事でもラーメンやパン、白ご飯、パスタ等、糖質の高い物ばかりを好んで食べていたので無理もありません。結局、出産後も体重は全く減りませんでした。さすがにダイエットをしようと、方法を色々と模索した結果、最も効果が期待出来そうな糖質制限ダイエットに挑戦することにしました。
これは、ダイエットに特化したジムである、ライザップがダイエットプログラムの一環として行っているものということを知り、尚その効果を期待しました。
糖質制限で痩せるメカニズムは、糖質を抑えることで血糖値の急上昇を防ぎ、脂肪が溜まりにくくなるというものです。糖質を多く摂り、血糖値が上がると太ってしまう理由は、血糖値を下げようとインスリンが過剰分泌されることで、インスリンが糖を中性脂肪に変えるはたらきを持っているため、体に脂肪が蓄えられてしまうためです(同じカロリーを摂取しても、糖質が低いものを選んで食べることで、太りにくい体になります)。そのメカニズムを利用したダイエットをライザップは推奨しているというわけです。
糖質制限ダイエットのやり方は、単純に言うと食事の糖質をカットするというものです。私の場合、1日の食事のほとんどが糖質で占めていたため、食事内容を大幅に変える必要がありました。糖質たっぷりの主食の代用品となるものを探さなければならず、試行錯誤した結果、私が代用品として選んだものはアボカドとバナナ、そして十割蕎麦でした。それらを、これまで主食として食べていた小麦主体の麺類やパンの変わりに食べるようにし、お米は少量をたまに食べるくらいにしました。
そんな糖質制限生活が始まって1週間で、大きな効果が現れ始めました。体重が1.5キロ減ったのです。しかし、その頃には私はスイーツが食べたくて仕方が無く、1週間スイーツを我慢した結果、禁断症状のように頭がくらくらしたり、気分がイライラしたりすることが多くなり、とても辛い時期に突入しました。「どうしても甘い物が食べたい」と苦しんでいた頃、ライザップ監修の糖質制限スイーツがコンビニで発売されることを知ったのです。
ライザップ監修のスイーツが登場(現在このスイーツは発売終了です。)
小麦粉や白砂糖控えめで糖質カット
ライザップ監修ということと、糖質制限という言葉に惹かれ、私はそのスイーツを迷わず購入しました(3種類ありましたが、食べ過ぎてしまわぬようまとめ買いせず1種ずつ試すことにしました)。
パッケージを見ると、確かにそこには「糖質カット」の文字があり、通常の製法で作られるスイーツに比べてどれほどの糖質がカットされているのか明記されていました。
まず、私が初めに試したチーズケーキには「糖質57パーセントカット」と書かれており、糖質は制限されていても、時間をかけて焼かれているため味わいが濃厚であることが謳われていました。血糖値の上昇を促す小麦粉を、ふすまや全粒粉、または米粉や大豆粉等の血糖値の上昇を緩やかにさせる粉類で代用されていて、甘味成分もエリストール等の体に吸収されにくいものに置き換えられているとのことで、ダイエット中にも安心して食べられるスイーツであることがアピールされていました。
糖質と同時にカロリーも抑えられており、通常の製法で作るチーズケーキよりヘルシーであることは表示から判断出来ました。
実食した感想
実際に、ライザップのチーズケーキを食べてみると、甘くてねっとりとした濃厚な食感もあり、普通のチーズケーキと全く変わり無いように感じました。甘味成分も砂糖では無いことから、満足度が低いのかと思いきや、そのチーズケーキ一つでその日一日は他にスイーツを欲しない程、満足度は充分に感じられました(私の場合、長期間スイーツを食べていなかったため、少量の甘味だけで満足出来たのかもしれません)。
後日、プリンパフェとチョコパフェも実食しました。プリンパフェは糖質53パーセントカットで、ケーキのようなスポンジ生地はしっかり甘く、カスタードプリンも口当たりが滑らかで濃厚に感じました。水を使わず、卵と牛乳の味わいを活かしたプリンとのことで、納得の濃さでした。
また、チョコパフェは糖質58パーセントカット、カカオマスが入っているのでチョコレートの味がしっかりと感じられ、普通のチョコレートパフェと変わらない味わいでした(むしろこちらの方が通常のチョコパフェよりカカオの深い香りが感じられ、私は好きでした)。チョコレートムースだけではなく、ブラウニーやチョコソースものっていて、ボリュームも満点でした。
3品全て試しましたが、どれも糖質50パーセント以上カットされているとは思えない程、申し分の無い甘さとボリュームで、満足感を得られました。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=7&v=oU8Wma85_5I
ライザップのスイーツをダイエットに取り入れた結果
実際のダイエットの効果は
私は、ライザップ監修のコンビニスイーツを、1週間に1回か2回食べるようにしていました。他のスイーツに比べてやや高いこともありますが、どんなに糖質がカットされているといっても、食べ過ぎは太ってしまうので、注意していました。
どうしても甘い物が我慢出来なくなったら、バナナか焼き芋(こちらは糖質は高いですが、、、)、ライザップのスイーツを食べていました。その調子で糖質制限生活を1ヵ月続けた結果、体重は4キロ、体脂肪率は2パーセント減少しました。
スイーツを用いた緩やかな糖質制限
糖質制限ダイエットにおいて、全ての糖質を摂らないことは体に悪いと聞いていたこともあり、少量のお米は食べるようにしていたこともあり、私の体重減少はこのような緩やかなものだったのかもしれません。
しかし、緩やかな糖質制限だったからこそ、甘い物を食べたいという欲求が減り、どうせ食べるならヘルシーなものを食べたいと考える思考になってきて、リバウンドを防ぐことが出来たのではないかと思います。そして、このような思考に至るのに、このライザップのスイーツは大変効果的だったと思います。このスイーツのお陰で、脳が糖分の少ない食事に慣れていき、過剰に摂取しなくても平気でいられる体になったのだと思います。
実際のライザップのプログラムでは、トレーナーによる食事のアドバイスを受けられるとのことですが、ライザップに通わない私にとっては、このライザップ監修のスイーツがとても役に立ちました。
現在もダイエット継続中ですが、ライザップのスイーツに頼らなくても、自然と甘い物を抜いても平気な体質になってきています。
糖質制限ダイエットは長く継続させることで結果に繋がるものです。突然全ての糖質を抜いてしまうよりは、このような糖質オフスイーツを活用しつつ、精神的な負担がかかり過ぎないように行うことで継続させることが出来ます。
常にストイックでいられる人なら良いのですが、私のような自分に少し甘いタイプの性格の人間には、どうしても自分へのたまのご褒美が必要で、ライザップのスイーツがとても合っていたように思います。もし、ダイエット中に果物等以外の濃厚な味わいのスイーツを欲してしまったら、このライザップのスイーツはお勧めです。
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