まさかのハプニングで”ライザップを挫折”した夫に、スタッフが神対応してくださいました

hyugoさんという30代後半女性からのライザップ体験レポートです。ライザップに実際に通ったのはhyugoさんの旦那さんで同じく30代後半男性の方です。
今回はダイエットの成功レポートではありませんが、意外とライザップ検討中の方には参考になると思います。

きっかけは近くにライザップが開店したこと

去年の話になりますが、自宅近くの駅前にライザップの店舗が開店しました。
ダイエットマニアの夫がその情報を知り、すぐにネットで検索してライザップの無料カウンセリングを受けられるように予約しようという。
ところが郊外でもないのにライザップの人気は物凄くて、問い合わせが殺到してなかなかカウンセリング予約もとれない状況でした。
何度か連絡しても受付が混乱している状態が続いて、ようやく連絡がとれたのは開店してから2日後のことでした。
そこまでして通いたいのかと私は思いましたが、夫はとにかくダイエットが趣味というほど凝り性で、ダイエット業界では超有名のライザップに関してはかなり執着していました。
最初は約2ヶ月間程度のコースに通いたいと言っていたのですが、その前に私が無料カウンセリングだけをするようにアドバイスしました。
いきなりコース予約は無理があるような気がしたので、カウンセリングだけで様子を見たほうが良いと感じたからです。
夫はライザップの新店舗で早くトレーニング器具を見てみたいと話していましたが、店舗スタッフに聞いてみるとコース予約の前に必ずカウンセリングは受けるシステムになっているとのこと。
このように冷静なのは私のほうで浮足だった夫にアドバイスするのが大変だったのをよく覚えています。
仕事の都合で初回カウンセリングを受けたのはそれから約1週間後のことでした。

まずはカウンセリングから

カウンセリングは簡単なアンケートに答えた後、実際にどれくらい体重を減らしたいのか、どのような体型に憧れているのか、理想の体型になれたらどんな事に挑戦したいのか、などの質問を受けたそうです。
当時の夫の体重は約80kgで身長が約170cmなので適正体重よりもかなりオーバーしていました。
気になるのは運動だけでは痩せられないお腹まわりのぜい肉です。
カウンセラーの話によれば2ヶ月間でかなり絞れるということで、具体的にどのような方法でトレーニングするのかを質問してみたそうです。
少し店舗内を回ってトレーニングルームの様子や、トレーナーの方にベンチプレスの扱い方などを聞いて満足できたようです。
とにかく店舗内が広くて新しいということもあり、連日のように利用客が集まって賑わっていたというのが初回の感想です。
カウンセリングでは、あくまでも自分の取り組みたいトレーニング方法を伝えたり、理想の体作りを行うためにモチベーションアップをはかる第一歩として行われるため、無理な勧誘などは無かったので好印象だったそうです。

ものすごく乗り気の旦那に迫力負け

ただ、カウンセリングを終えてから私に何の断りもなくいきなり2ヶ月通いたいと言い出した時には困惑しました。
ライザップに通うためには、どのようなコースを選ぶかで個人差がありますが、概ね数十万円の費用がかかるということが分かりました。
その代り他のスポーツジムよりも遥かにレベルの高い内容で、専用トレーナーが付くマンツーマン体制に加え、食事制限などのプログラムを組んでくれるシステムが導入されているということでした。
パンフレットと夫の話を聞いていると、私としてはもう少し費用の安いところで良いのではないかとアドバイスしましたが、決意は固くて通う気満点という感じに押し通されてしまいました。
それまで自宅から車でスポーツジムに通っていたのですが、どこも長続きせずに半年も経たないうちに退会を繰り返していました。
理由はいつもトレーニング器具が気に入らないし効果が感じられないというものです。
今回は費用もかかるし同じことにならないように強く話をもちかけたのですが、ライザップならサポート体制が整っているから本格的に挑めるし、店舗の下見をした時に他のスポーツジムとは全く違う高級感を感じたと言うのです。
とにかくやってみなければ結果は出ないし、本人のやる気も満々だったので後押しすることになりました。

ついにライザップスタート

スタートしたのはそれから1週間後で、仕事を終えてからの時間帯ですから午後8時頃にトレーニング開始しました。
初回は夕食を抑えて体を慣らす程度にするということで、トレーニングというよりも体脂肪を計測したり、目標体重に向けての食事管理の指導を受けました。

目標は体重を-10kg、ウエストも-15cm

夫は体脂肪が22%、ウエストが90cm越えで、適正な数字よりもかなりのサイズオーバーです。
ショックを受けたそうですが、トレーナーの方が最初は誰でも不安になるものだと前向きなアドバイスをしてくださったそうで、何とか体重を-10kg、ウエストも-15cmまで落としたいと具体的な数字を目標にしました。
ウエストに関してはこれまで色々なダイエット方法を試しましたが、どれも効果がなくて諦めていたこともあり、普通なら-10cmのところですがもうひと頑張りしてみると話していました。
トレーナーの方は最初から無理をせずにじっくりと取り組む気持ちが大切だと仰ったそうですが、夫は負けず嫌いなので数センチでも早く効果を感じたいという気持ちでいっぱいだったようです。

食事改善は良いですね

印象的だったのは食事改善の話で、昼食は会社で出されるお弁当を食べていたのですが、それだと糖分過多になるので、出来れば自宅でお弁当を作ったほうが良いという指導でした。
基本的に油ものが大好きで甘いスイーツなどもよく食べていたことから、摂取総カロリーがオーバーしているので控えるように言われたそうです。
コンビニのお弁当でもカロリーが高いものが多く、外食するともっとカロリー計算が複雑になるので、しばらくは栄養素が偏らないような食生活をするようにという指導内容でした。
それまで通っていたスポーツジムでは、食事に対してのアプローチがあまりされず、とにかくトレーニングに時間をかけて消費させることが中心でした。
私もそれほど夫の食生活が偏っているとは考えていなくて、夕食は出来るだけカロリーが低いレシピを取り入れている程度でした。
でもライザップで本格的な食事の指導を受けたことで、私もやる気が出たので翌日からはお弁当を作ることにしました。
頂いた資料をもとに、野菜を多くして肉類は油分の少ない鶏のもも肉をつかったおかずに変えたり、ご飯も白米から週に何度か麦に変えるなどの工夫を凝らしました。
会社で出されるお弁当よりも薄味で物足りない感じがしていたけれど、慣れてくると野菜が美味しく感じるようになったそうです。
個人差があるのではっきりとは言い切れませんが、食事改善はダイエットを成功させるとても大切な要素で、逆にいえば改善できなければいくらトレーニングを積んでも減量は難しいということです。
実際に食事指導を受けて自宅のお弁当に切り替えてから、数日間で体重が-2kgになったのでかなり喜んでいました。

2回目のトレーニングでハプニングが!

そして迎えたトレーニング2回目ですが、ここでまさかのモチベーションダウンの悲劇が起こります。
上半身を中心に鍛えるように指導されてプレスを持ち上げた時に、正直にいってかなり腕に負担を感じたそうです。
数ヶ月スポーツジムに通っていなかったこともあり、体がなまっていたのだと思いますが、頑張って力を入れ過ぎたせいで帰り際に両腕がパンパンになって動かせなくなってしまいました
トレーナーの方は無理をしないようにと注意して下さったのですが、とにかく負けず嫌いの性格ということもあって無理をしてしまったのが間違いだったようです。
その日は帰宅してからもずっと腕に痛みを感じていて、病院に行ったほうが良いのではないかと思うくらい苦しそうでした。
良く話を聞いてみると、トレーニング前に長時間ハンドプレスを付けていたらしく、ずっと腕に負担がかかっていたところにトレーニングを重ねて行ってしまったのが痛みの最大の原因でした。
会社の昼休憩の時にもエクササイズをしていて、早く効果が出るように頑張っていたのですが、ライザップのトレーニングの当日にも続けていたので体がもたなかったのです。
振り返るとライザップで食事指導を受けてからお弁当を変えて、体重が減ったことで一気にモチベーションが上がり、それまでやっていなかった運動を小まめに行ったことが裏目に出たという感じです。
専属トレーナーの方から連絡を頂いて様子を聞かれたので、今の状況ではトレーニングが無理なのでしばらく休むというかたちで話をしました。
夫はとても残念そうでしたが、それよりも腕の痛みでモチベーションダウンさせられたような印象でした。
湿布を貼って仕事に行きながらも、自宅に帰ると軽くストレッチ運動を行ったりして、またライザップのトレーニングを受ける気持ちはあるように見えました。

残念ながら今回は断念

落ち込んでいる夫の話を友人にしたところ、ライザップのトレーニング内容はアスリート並みの精神力がなければ続かないという意見を耳にしました。
私の知り合いの男性も、他の店舗ですがライザップで指導を受けた経験があったらしく、詳しく聞いてみたところとてもではないけれど続かないという話でした。
知らなかっただけで、実は意外と周りにライザップ経験者がいたのだということに驚きました。
なかにはカウンセリングを受けた時点で無理だと感じて辞めた人もいて、さすがにそれは諦めが早すぎると感じましたが、それほど内容が濃くてタフな精神力とある程度の基礎体力が必要なのだと分かりました。
その話を夫に報告したところ、やはり自分でも最初から無理な挑戦だったと感じていたと告白しました。
今さらという感じもしましたが、あまり強く言っては可哀想な気もしたので話を聞くだけにしておきました。
時々調子の良い日だけストレッチ運動をして、2日間隔で腕を休めるようにしていると、しばらくして腕の痛みも治まって体調が良くなり始めました。

そして退会、、、がスタッフが神対応!

これで懲りただろうと思った私は、夫のライザップの退会をするように説得しました。
また無理をするのが目に見えていたし、これ以上トレーナーの方に迷惑をかけるのを避けたかったからです。
渋々ですが夫も納得したのでお店のスタッフに連絡して、最終の話し合いをするために再度お店に向かいました。
わずか数回でしたが専属に入ってくれていたトレーナーの方にもお詫びとお礼を伝えました。
かなり気を使ってくださって、最後には食事面のアドバイスを担当して下さった方にもお会いすることが出来ました。
毎日の食事だけでも気をくばれば、夫のように本来トレーニングが好きなタイプはすぐに効果が出るとアドバイスして下さったので、かなり好印象を受けました。
何をしてもなかなか体重が減らなかったのに、ライザップに通ってから2kgも減ったのだからそれだけでも進歩したと前向きに考えるようになれました。
それから費用に関してですが、分割払いにしようかと考えて手続きを行っていたところだったので、本来なら最初に費用を支払ってからスタートするところを、お店側のご配慮があって先に始めていたというのが現状でした。
さらに今回の件では新店舗によるトレーナーの指導力について責任と管理面に問題がなかったか検討するというお話で、費用は負担して頂くというかたちで終わりました
こちらにも責任があるので費用は支払うと伝えたのですが、「今後また利用して頂きたいのでその時までお待ちしています」と仰って下さいました。
そう言われた瞬間、私はライザップはやはり徹底された管理システムと教育体制をとっているのだと痛感させられました。
正直にいってこれほど真摯な対応をしてくれたスポーツジムはなかったので、驚きと共に信頼感がかなりアップしました。
周りの人達にもこの話をすると、トレーニング内容も優れているけれどスタッフの適切な対応が素晴らしいと話題になりました。

ライザップさんありがとう!

同じ体験をした人はいないと思うし、突発的なハプニングに神対応して下さったライザップの方々に感謝の気持ちを込めて、今回の体験談を書かせてもらいました。
これからライザップに通いたいと考えている人には、夫のように無理に頑張り過ぎないことと、まずはカウンセリングだけでも受けて、ダイエットに関しての正しい基礎知識を深めて欲しいと思っています。
特に食事制限に限界を感じている人、それから自分に合ったトレーニング方法を知りたい人などは、ぜひライザップに立ち寄って相談してみると良いと思います。
途中で諦めてしまった夫ですが、腕が完全に回復したらまたライザップに通いたいと話しているので、今度は私も全力で応援してあげたいと考えています。

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