ダイエット成功のための便秘コントロール食品4つ

これから真剣にダイエットに取り組もうと思っているあなた、便秘大丈夫ですか?便秘なんて無縁!毎日快便だし!というあなた、ちょっと甘いかも!

ダイエットを始める前の、たくさん食べている時と同じに考えてはいけません。大量の食べ物が押し出し効果の役割を果たしてくれて、たっぷりの便がスムーズに出ているのかもしれませんよ!

ダイエット中は食べる量は減るはずですから、押し出し効果は期待できない可能性が高くなります。そうなると、徐々に便秘に悩むことになってしまうことも多いんです。ここでは便秘予防のために、効果的でかつ、簡単に食べられる食品などをご紹介します。

おススメ食品

水溶性食物繊維、脂溶性ビタミンと書いて列挙してあるページはたくさんありますので、それよりも、ここではすぐに思い出せるように食品をピックアップしました。

仕事帰りのドラッグストアーや、スーパーで買って、そのままそんなに手間をかけないで体内に取り込めるものをご紹介します。人によって体質が違うので、効果があるものとないものがあります。自分の身体で試してみましょう。

食物繊維パウダー

便秘をするようになったら、サプリの食物繊維は買っておいた方が良いです。味も匂いもないので、コーヒーやお茶に入れて飲んでも変な味にはなりません。飲むだけですから、忙しい時には、ちょっと思いついた時にでも飲んでおきましょう。

ちょっと高いと感じるかもしれませんが、野菜の高い時期に、様々な野菜を購入することを考えると、食物繊維パウダーはさほど高い物でもないです。数日、偏った食生活をしていて便も出ていないと思ったら、この食物繊維パウダーを利用するのが一番です。

寒天

お菓子を作る人ならば使い慣れていると思いますが、寒天にも食物繊維がたっぷり入っています。そして、嬉しいことに、粉寒天は食物繊維パウダーに比べたら、お手頃価格で買えちゃいます。

では、粉寒天を便秘の予防に役立てる方法はといいますと?

寒天を固めて食べる

寒天は沸騰させたお湯で2分くらい煮ないと完全には溶けません。以前、粉寒天をお茶などの飲み物に入れて、よく混ぜてそれを飲むというダイエット方法が流行ったことがあります。

筆者もこのダイエット方法に取り入れたことがあります。熱い飲みものに粉寒天を入れて、かなりよくかき混ぜて、お腹が空いた時に飲んだりしていました。

でも、寒天は熱い飲み物に入れただけでは溶けません。飲み物が飲み終わった後、底に溶けきれなかった粉寒天が結構残っていました。それをスプーンですくって食べたりしていました。お腹が空いている時にはそれでも、少し空腹感を抑えてくれた気がします。

しかし、この方法よりも、お湯を沸騰させて、砂糖を入れないで粉寒天を煮溶かし、他の容器に入れて固め、食事前に食べましょう。砂糖を入れないで作った、ほぼカロリーのない寒天を食べることで、食事量を楽に減らすことができます。

ついつい食事を食べ過ぎちゃう人には超オススメです。便秘予防まででできて一石二鳥ですね。どうしても甘さが足りなくて食べられない人は黒蜜ときな粉などをかけて食べると、見た目もいい感じのデザートになります。

ご飯に入れて炊く(2合に2g前後)

ご飯を炊くときに普通に粉寒天を一緒に入れて炊くだけです。あまり質のよくないお米でも、もちもちとして、ツヤのあるお米に炊き上がります。あともう少し食物繊維をとりたいという時によいでしょう。簡単に毎日食べられます。

冷凍保存し、レンジで解凍して食べても大丈夫です。ただし、冷めるとイマイチの食感になりますから、お弁当には向かないでしょう。あたたかいうちに食べるとおいしいですよ!

ただし、寒天の食べ過ぎはいけません!寒天はとても多くの水分を吸収する性質がありますので、腸の中の水分を吸収してしまうと、便が硬くなってしまいます。適量であれば、食物繊維が便秘を予防してくれるのに、大量過ぎると逆に便秘になりやすくなってしまいます。

キシリトール


キシリトール入りのガムはお馴染みでしょう。歯のために、毎日かんでいるという人もいるでしょうね。このキシリトール入りのガムに、「食べすぎると便がゆるくなることがあります」と、書いてあることに気がついていますか?

そして、一度食べ始めるとなくなるまで食べ続けてしまうという人もいるかと思いますが、そういう人でひどい目にあったことがある人いませんか?そう、キシリトールガムを短時間に1パックかんでしまうと下痢になることがあります

筆者がこのタイプです。短時間で1パックキシリトール入りのガムを食べると、その後、トイレでしばらく苦しむことになります。あまりお腹は痛くならないのですが、かなりゆるい便が出ます。

あなたにとってはどうかわかりませんが、一応チェックしてみるとよいかもしれません。薬を使わなくても、便秘予防ができる方法があれば、ひとつでも多く知っておきたいですよね。

キシリトールガムでしたら、どこに行っても安く買えますので、便秘予防になるのであれば、使ってみてもよいのではないでしょうか。旅行中などにも、キシリトールガムを持っていると何かと役に立ちますよ!

≪キシリトールちょっとメモ≫
日本歯科大学の「キシリトール」のページによりますと、キシリトールというのは全ての糖アルコールの中で最も甘いそうです。砂糖と同じくらいの甘味度があるということです。多くの野菜や果物の中に含まれており、人間の身体でも作られるということです!

このキシリトールという甘味料、ガムに入っているせいか、甘いなんていう感じはしませんよね?でも、血糖値に影響を与えない甘味料だということで、糖尿病の人や、家族に糖尿病の人が多くて糖尿病になるリスクが高そうな人には理想的な甘味料かもしれませんね。

しかも、カロリーは砂糖の75%ということも、ダイエット中の人にはうれしいですよね!ダイエットのために、キシリトールは結構心強いアイテムになりそうですね。ただし、適量を守りましょう。

生姜


生姜も便秘予防の効果を感じることのできる食べ物のひとつです。回転すしに行くと、絶対にガリを人よりも食べてしまうという人がいるのではないでしょうか?あのガリを食べ過ぎたあと、下痢になる人もいるはずです。

生姜はもともと食物繊維が多いですし、体を温めてくれます。ですから、生姜は常に冷蔵庫に入れておいたほうが良い食べ物です。生姜湯とか、生姜紅茶をはじめ、生姜でオイシイ飲み物を作って飲みましょう。冬は体がポカポカになって幸せな気分になれますよ!

気を付けるべき食品・食べ方

食物繊維のある物を食べ過ぎること

食物繊維は便秘を予防になり、体にも良さそうだから、たくさん食べようと張り切ってしまう人がいるかもしれませんが、「ちょっと待ったー!」です。確かに食物繊維は健康に生活をしていくために、とても大切な物なのですが、適量というモノがあります

ではその適量を超えた量を食べるとどうなるかと言いますと、これはまた大変にことになります。下痢になる場合もありますが、便がすごく大きく、硬く、ずっしり、になってしまうこともあります。出産の苦しみ、いえ、排便の苦しみを伴います。出血もするでしょう。

更に恐ろしいことには、便が何度水を流しても流れていかないこともあります。これはタンクに貯まっている水がなくなり、また貯まるのを待ってから流しても、やはりびくともしなかったりします。

こうなってしまうと、自分で何かを使って流してあげるか、そのまま便が水を含んで柔らかくなるまでそのままにしておくかの二択になります。あなたはどちらにしますか?

これは「30㎏の減量」に成功した筆者自身が体験しています。毎日キャベツを1個近く食べ、その他にもごぼう、わかめ、しいたけ、れんこんなど食物繊維のある食べ物を結構食べていました。そうすると、便が大きくなりすぎ、とても苦しむことになりました。

食物繊維の多い食品は噛まないといけない食べ物が多く、早食いが難しいですから、食べ過ぎは防げます食欲を抑えるのが苦しいダイエッターにはおススメではあります。しかし、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という面があることを忘れないでくださいね!

ダイエットのためとはいえ、下痢も便秘も痔にはとても悪影響を及ぼすので、注意をしてくださいね!絶対ですよ!

≪便秘になってしまった時の備えあれば患いなし≫
ダイエットが成功していればいるほど、どんどんスリムになっていけばいくほど、便秘になるリスクが高いです。食べる量が以前の半分以下になったという人も多いでしょう。そのような状態では、以前のように便が出なくても不思議ではありません。

それで、突然、便秘に苦しむ時もあるかもしれないと思っておくとよいです。しかも、原因が便秘だとすると、ちょっと恥ずかしくて病院に行きにくいですよね?ですので、備えあれば患いなしのアイテムをご紹介しておきます。

一人暮らしの女性は通販で用意しておくとよいですよ!そして、トイレの目立たない所に置いておけば助かる時が来るかもしれません!

・サニーナなどキレイに拭いて流せるもの
・大きな便のあと出血してしまうこともあるので、痔用の軟膏など
・浣腸

まとめ

ダイエットに成功していくにしたがって悩む確率が増えていくであろう便秘は、笑いばなしにならない深刻なことになる可能性もあります。そうならないように、体重のチェックの他に、便秘になっていないかをチェックすることも忘れないようにしましょう。

もしも、便秘になりかけたら、ここに挙げたような食べ物を参考に、自分にとって自然に便秘予防ができる食べ物を見つけることがとても大切です。

関連記事:糖質制限中でも喜んでもらえるホワイトデースイーツ