【行列必須】うまいと評判のラーメン店5選~東京編~

Japanese Soba Noodles 蔦(巣鴨)

ミシュランの1つ星を獲得!世界が認めた日本のラーメン

2012年のオープン以来徐々に人気を高めていき、今では全9席のカウンターに空席を見つけることが難しい屈指の人気店です。2015年にはあのミシュランによって1つ星のお店として紹介されましたが、これはなんとラーメン店では世界初の快挙でした。2017年には、コンビニ大手セブンイレブンからお店の名前が付いたカップラーメンが発売されたこともあり、その名をさらに全国に知らしめました。お店はJR巣鴨駅から徒歩約1分で、混雑が予想される日には午前7時から整理券が配布されます。整理券や空き具合の情報は公式ツイッターで随時更新されていますから、事前にチェックした上でお店に向かいましょう。

究極の逸品「チャーシューワンタン醤油Soba」がオススメ

醤油ラーメンに定評のあるこのお店で特にイチオシなのが、スペイン産のガリシア栗豚とイベリコ豚、そして舌触りの良いワンタンがトッピングされたチャーシューワンタン醤油Soba(1,500円)。鶏ガラを使用することなく、二種類の丸鶏と魚貝から取った贅沢な出汁をベースとしたスープは旨味が満載であり、醤油越しにレンゲが透けて見えるほど透き通っています。3種類の小麦粉でブレンドするという自家製麺も確かな存在感を発揮し、口の中でホロホロとほどけるような食感のチャーシューも絶妙な仕上がり。麺を数回口に運んだ段階で、再訪を心に誓うことは間違いないでしょう。

麺屋 一燈(新小岩)

説明不要!もはや伝説的存在と化した超名店

食べログで☆4.10を獲得するなど高い評価を受け、数々のラーメンマニアや食通を唸らせてきた麺屋 一燈には、JR新小岩駅北口から徒歩3分ほどで辿り着けます。年末年始を除く土日祝日にも営業しているにも関わらず、絶えず行列を作ることでも有名なこのお店は、一般的なラーメン店が書き入れ時となる19時過ぎには完売の立て札がかけられることもしばしば。行列ができた際に並ぶべき場所が記された地図が店頭に貼り出されていることにも納得です。

皆のお目当ては「特製濃厚魚介つけ麺」

行列に並んでいる人の多くが注文するメニューが、特製濃厚魚介つけ麺(1,080円)。通常の濃厚魚介つけ麺に半熟煮卵、鶏と豚のチャーシューが1枚ずつ、煮豚、鶏団子、白髪ネギに万能ネギ、メンマ、そして海苔も3枚付くお得でボリュームたっぷりの一品です。味のほうは「濃厚」という表現を一切裏切ることのない、コクの塊のようなスープに仕上げられています。それでいてしつこさを感じることのない上品な味付けが、これほどの行列を生む人気の秘密となっているのでしょう。麺のタイプはもっちりとした太麺で、麺の風味も口の中にふんわりと広がります。

麺の量は200gの普通盛りから500gの特盛まで100g刻みで用意されていますから、お腹の空き具合に合わせた量を注文しましょう。「つけ麺よりもラーメン派だ!」という方には、特製濃厚魚介らーめん(980円)も提供されていますからご安心ください。

銀座 篝(銀座)

女性ウケ抜群!まるでフレンチのような「オシャレ系」ラーメン

銀座のシンボル・和光からほど近い裏路地の一角にあり、どこか懐かしい「らぁめん」という看板を引っ提げて営業しているお店こそ、ミシュランガイドに2年連続で掲載された銀座 篝(かがり)です。ふと行列に目をやると、ラーメン店としては珍しく女性客が多いことに気付きます。それもそのはず、このお店で提供されているのは銀座らしい「オシャレ系ラーメン」なんだとか。ラーメンでありながら「フレンチのよう」と形容されることすらある銀座 篝のラーメンは、東京という枠を飛び越えて世界に羽ばたきつつあります。

一番人気の「鶏白湯SOBA」を大盛りで召し上がれ

このお店のラーメンはシンプルで、メニューには鶏白湯SOBA(950円)と煮干醤油SOBA(900円)の2種類しかありません。煮干醤油も捨てがたいところですが、初めて足を運ぶ方には鶏白湯SOBAをオススメします。白濁したスープとストレートの中太麺の上にトッピングされているのは、目にも鮮やかな旬の野菜と鶏チャーシュー。野菜の種類は旬によって変更するというこだわりようです。しかし何といっても特筆すべきなのはスープでしょう。まるでフレンチのコースに登場するかのようなドロリとした濃厚なスープは、ポタージュ感覚で楽しめると若い女性から大人気。普段はスープを残すという方でも最後の一滴まですくい上げるというこのスープを存分に味わうためには、大盛りが最適です。

中華ソバ 伊吹(志村坂上)

中毒者続出?!男のためのラーメンを追及する有名店

都営三田線の志村坂上駅から見次公園方面に徒歩6分。マンションの1階部分に入店しているのが、中毒者が続出していると噂の中華ソバ 伊吹です。もともとは大泉学園駅にあった評判のお店ですが、2013年に現在の場所に移転し、人気をさらに加速させています。休日や夜間のみならず、平日の開店直後から行列をなすことでも有名な伊吹のラーメンは、ガッツリとパンチの効いた味を愛する男のために作られていると言っても過言ではない、インパクト抜群の一杯に仕上げられています。

煮干しが苦手ならお断り!突き抜けた濃厚さに圧倒されよ

伊吹のラーメン(750円)には、1杯あたりなんと130〜200gもの煮干しが使用されており、店頭には「煮干しが苦手な方はご一考の上ご来店ください」の文字。ここまで突き抜けた味を追求しているお店は、日本全国に星の数ほど存在するラーメン店の中でも特異なのではないでしょうか。その見た目たるや破壊力抜群で、写真を見返しただけでも鮮烈に味と匂いの記憶が蘇るほどです。誤解を恐れずに言えば、スープの色はこれでもかと濁り切った黄土色。重量感抜群のチャーシューも食欲をそそります。そのルックスとは裏腹に、計算され尽くした繊細な味わいがマニアの胃袋を握って離さないのでしょう。味付きの替え玉である「和え玉」も名物の一つです。

町田汁場 しおらーめん 進化(町田)

シンプルで飽きの来ない、塩ラーメン専門店

町田駅から徒歩13分と距離のあるお店ですが、それでも熱心に通うファンが多いことで知られているのがこちらのお店です。提供しているのは、塩ラーメンと煮干塩ラーメン、そして白醤油つけめんの3種類。チャーシューなどのトッピングこそありますが、替え玉や大盛りといった一般的なラーメン店ではお馴染みの文字がメニューに並んでいません。腹八分目のダイエットメニューとして帰るか、それとも並び直してもう1杯食べて帰るかはあなた次第です。

芸術の域にまで達した1杯は、塩ラーメンファンならずとも必食すべし

シンプルな塩ラーメンからチャーシューしお、鶏チャーシュー塩とトッピングの種類に応じたラインナップが組まれていますが、ここは大盛りにできないという事情も鑑みて「しお全部入り(1,050円)」をオーダーしましょう。メンマにネギ、スープの味を損なわない塩味の卵に加え、麺を完全に覆い切って隠してしまうほどの肉厚なチャーシューが6枚もトッピングされているしお全部入りは、男性ばかりでなく女性も虜にしてやみません。キリっとした塩味の中にも鶏の旨味が凝縮されたこの1杯は、単なる食を超越した芸術の域。中太麺も主張しすぎない味わいに抑えられており、器の中ですべてが調和しています。塩ラーメンマニアが「人生で最高」と言ってはばからないこのラーメンは、ファンならずとも一度は食べておきたい1杯です。

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